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最終更新日:2024年4月22日

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労働経済II

労働経済学II
労働経済学Iで学んだ需要、供給、市場均衡の理論を用いて、労働市場にまつわる様々な問題や政策を分析する。具体的には、仕事内容・労働条件の違いが賃金に及ぼす影響(補償賃金格差)、職業訓練を通じた能力開発(人的資本理論)、労働市場における男女間格差、育児休業政策、幼児教育・保育政策などについての経済学的分析を行う。理論的な分析と並行して、政策評価のためのデータ分析の方法(因果推論)についても詳しく解説し、労働政策・家族政策評価への応用例も紹介する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0120823
FLA-EC3807L1
労働経済II
山口 慎太郎
A2
月曜3限、木曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
法学部
授業計画
1. 補償賃金格差 2. 技能形成と外部・内部労働市場 3. 労働市場における男女差 4. 育児休業政策が女性の就業と子どもの発達に及ぼす影響 5. 男性の育児休業取得と家族への影響 6. 幼児教育が人的資本形成に及ぼす影響
授業の方法
講義形式
成績評価方法
オンライン試験。事前に予告した上で、授業時間中に小テストを行うことがある。
教科書
川口大司、『労働経済学』、有斐閣、2017 山口慎太郎、『「家族の幸せ」の経済学』、光文社新書、2019
参考書
伊藤公一朗、『データ分析の力 因果関係に迫る思考法』、光文社新書、2017 中室牧子、津川友介『「原因と結果」の経済学 データから真実を見抜く思考法』、ダイヤモンド社、2017
履修上の注意
労働経済学Iの知識を前提とするため、当該科目を事前に履修することが望ましい。計量経済学の知識があれば授業の理解の助けとなる。