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最終更新日:2025年4月21日

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刑法第1部

刑法総論
犯罪と刑罰を対象にする刑法学の総論について――とくに犯罪論の総論について――講義する。犯罪の構造を理解し,基本的な犯罪類型に関して,具体的事例を前にしたときに犯罪の成否を判断できるようになることを目指すとともに,犯罪および刑罰の本質についての専門的理解を深めることを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
0120071
FLA-PL2301L1
刑法第1部
和田 俊憲
S1 S2 A1 A2
S1: 水曜2限、A1: 月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
法学部
授業計画
【Sセメスター・1巡目】 1.刑法概説,単独犯の基本構造 2.因果関係,故意,未遂 3.共同正犯の基本構造と因果性 4.違法性阻却の基本 5.責任阻却の基本 6.不作為犯,過失犯,狭義の共犯 【Sセメスター・2巡目】 7.因果関係の内容,故意 8.不作為犯における作為義務,過失 9.正当防衛 10.早すぎた/遅すぎた構成要件実現,誤想防衛・誤想過剰防衛 11.共犯と違法性阻却事由,過失犯の共同正犯 12.因果性/危険/主観的要件の緩和 13.犯罪成立後の刑の減免事由,罪数 【Aセメスター・3巡目】 14.刑法の基本原則,刑法の基礎理論 15~18.因果性・危険性・義務 19~22.違法性の実質 23~25.責任の本質 26.犯罪とは何か,刑罰とは何か
授業の方法
講義形式による。1年間で刑法総論の全体を3巡させることで,段階的により深い理解が得られるようにする。
成績評価方法
定期試験による。
教科書
【春学期】和田俊憲『どこでも刑法 #総論』(有斐閣) 【秋学期】追って指示する。
参考書
西田典之=山口厚=佐伯仁志=橋爪隆『判例刑法総論』(第7版,有斐閣)
履修上の注意
特になし。