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最終更新日:2024年3月15日

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社会性の発達心理学(感情心理学)

近年の発達心理学およびその周辺諸科学の成果に依拠しながら、主に乳幼児期から児童期くらいにかけての子どもの社会情緒的側面の発達について概説するとともに、そこに生じる個人差が遺伝と環境のいかなる要因によって規定されるかについて考察を行う。また、人間の社会性を高度に支える種々の感情の発生機序や機能性などに関しても、最新の研究知見に基づきながら概観を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
09195403
FED-DS3404L1
社会性の発達心理学(感情心理学)
遠藤 利彦
A1 A2
月曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教育学部
授業計画
 具体的には以下のようなテーマについて掘り下げて論じることにしたい。 ・乳幼児期における社会的知覚(顔・表情・視線・発声などの知覚・理解) ・原初的コミュニケーションの起源と発達(言葉を準備する非言語的コミュニケーション) ・感情に関する理論及び感情喚起の機序 ・感情が行動に及ぼす影響(感情の機能性・合理性) ・感情および感情制御・感情的知性の起源と発達 ・自己および自他理解の起源と発達 ・子どもの心的理解の起源と発達 ・共感性・道徳性と向社会的行動の起源と発達 ・子どもの対人関係の起源と発達 ・社会性に関わる発達上の病理・障害とその支援 ・社会性発達の進化論的基盤・遺伝的基盤・脳神経学的基盤・環境的基盤 ・親子関係からalloparenting/allocareへ             etc.
授業の方法
基本的に講義形式で行う。
成績評価方法
出席状況と試験成績によって評価を行う。
教科書
特に用いない。
参考書
授業時に適宜、紹介する。
履修上の注意
授業時に紹介する関連文献等に、可能な限り目を通すこと。
その他
【履修上の注意点】 2017年度以前開講「社会性の発達心理学」と同一科目のため、既に単位を修得している場合は本科目の履修を認めない。