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最終更新日:2024年4月1日

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表象文化論特殊研究演習IV

思想としての「世界史」論と「帝国」論:東アジアの文脈において
近年の「世界史」論・「帝国」論について一緒に考えるゼミである。近代の帝国主義論、ナショナリズム理論との関連・断絶を念頭に入れながら、特に旧世界帝国とは何であったかを一緒に考えていきたい。また、東アジアの思想的伝統に位置付けながら出席者と一緒に考えていきたい。九十年代日本の世界システム論と朝貢貿易論などもできれば合わせて取り上げたい。思想史的にこれらの言説の位置付けを一緒に試みたい。哲学、歴史学、人類学、政治思想などの学際的な授業である。



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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1128
FAS-CA4C28S1
表象文化論特殊研究演習IV
林 少陽
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
ガイダンスでアナンスする。
授業の方法
講読、討論、発表
成績評価方法
授業参加の積極度、レポート
教科書
主には柄谷行人『世界史の構造』(岩波現代文庫、2015)を授業で扱いたい。 専門英語の授業でもあることを考えて英訳の本書の一部か、関連の英語の論文をも一緒に授業で読みたい。英訳:Kojin Karatani, The Structure of World History: From Modes of Production to Modes of Exchange , translation by Michael Bourdaghs, Duke University Press, 2014. 英語に関しては資料を配布する。
参考書
 ガイダンスで指定する。
履修上の注意
1)専門英語の授業でもあるため英語を精読する時があるが、使用言語は基本的に日本語である。 2)柄谷行人『世界史の構造』(岩波現代文庫、2015)を購入する必要がある(1360円)。ただし日本語に自信のない学生も英語のテクストで参加することが可能である。その場合発表・レポートも英語でも可。