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最終更新日:2024年4月1日

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表象文化基礎論

ステレオタイプの修辞学
単純化されたステレオタイプ的なイメージは、表現ジャンルやメディアを問わず、われわれの日常生活のなかに溢れかえっている。それらは、たとえば映画やTVドラマ、お笑い番組に登場する類型的な人物というかたちでエンターテインメントとして日々消費される一方、ときにナショナリズムや人種主義、ミソジニーなどと結びつき、排他的な暴力を発動させる要因となっている。本講義では、広告、映画、プロパガンダなどを例にステレオタイプについて考察したテクストを参照しつつ議論するなかで、ステレオタイプのレトリックを理論的に読み解くための視座を得ることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
08C1101
FAS-CA4C01L1
表象文化基礎論
竹峰 義和
S1 S2
金曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
教養学部
授業計画
1.イントロダクション 2.広告(バルト) 3.人種偏見(アドルノ/ホルクハイマー) 4.女性(レイ・チョウ) 5.プロパガンダ(グロイス) 6.メロドラマ 7.他者表象 8~13.発表
授業の方法
演習形式で行う。授業の前半では、個々のテーマに関連する理論的テクスト(アドルノ、バルト、レイ・チョウ…)の邦訳を精読しながら議論する。後半は、受講者の発表をもとに進める。
成績評価方法
授業への貢献度と期末レポートで評価する。
教科書
初回にプリントを配布する。
参考書
授業内で指示する。
履修上の注意
議論に積極的に参加する受講者を歓迎する。