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最終更新日:2026年10月1日

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本講義は、文系・理系あわせて13名の教員によるオムニバス形式で行われます。年度ごとに一つのテーマを設定し、それぞれの専門領域から多角的にアプローチします。 この講義では、以下の点を重視しています。 ① 学生が多様な視点や考え方に触れ、物事を多角的に捉える力を身につけること ② 出講教員が研究を進めるうえでの問いの立て方や思考のプロセスを提示し、それを通じて履修者自身の問題意識や知的な姿勢を育むこと 今年度は、この講義を「思い乱れるリベラルアーツ」と名づけました。12の分野が同じテーマに触れるとき、立てられる問いも、前提も、答えの形もそれぞれに異なります。半期を終えたときに残るのは、整理された一つの結論ではなく、「そういう見方もありうるのか」という戸惑いかもしれません。しかし、思いが乱れること――手持ちの枠組みでは受けとめきれない何かに触れてしまうこと――こそが、専門を越えて考えはじめる出発点だと私たちは考えています。 ■テーマ:触れる ■講義趣旨 私たちは、ものに触れ、他者に触れ、さまざまな環境と接触しながら生きています。触れることは、世界を知るための最も基本的な経験の一つです。同時に、何かに触れるとき、私たち自身もまた触れ返されています。「触れる」とは、一方向の働きかけではなく、自分と外部との境界が揺れ動く出来事だといえるでしょう。 しかし、「触れる」ことは、いつも同じ意味をもつわけではありません。ある接触は安心や親密さ、ケアを生み、別の接触は不快感や侵入、支配、暴力として経験されます。触れることが許される場面もあれば、禁じられる場面もあります。誰が、誰に、何に、どのような条件で触れてよいのか。その境界は、身体の感覚だけでなく、社会的な規範、文化、歴史、権力、技術によって形づくられています。 本講義では、「触れる」ことを皮膚に生じる触覚に限定せず、人と人、人と物質、身体と空間、人間と技術、現在と過去、自己と他者のあいだに生じる多様な接触の出来事として捉えます。そしてそのうえで、自然科学、工学、人文社会科学、芸術など、多様な分野から提示される知見や問いを手がかりに、そのさまざまな側面をまず考察します。一つの定義や結論を求めるのではなく、分野によって異なる問いの立て方を学び、同じ接触が別の角度からどのように見えるのかを考えます。 さらに本講義では、学生自身が身の回りの触覚を「集める・記録する・再現する」ワークショップに一回を充てます。このワークショップでは、言葉、図、音、映像、素材などを用いて触覚を捉え、別の場所や身体に伝わる形へと翻訳した成果を授業内で発表し、講評を受けます。この一連の試みを通して、触覚は保存できるのか、他者と共有できるのか、別の媒体へ翻訳できるのかを考えます。 「触れること」と「触れられること」から、自分と世界との関係を捉え直すこと、そしてそれぞれの学生が、自分にとっての「触れる」ことを発見し、そこから新たな問いを立ち上げること。それが本講義の狙いとします。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51313
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (思い乱れるリベラルアーツ:「触れる」)
原 和之
A1 A2
金曜2限
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本講義では、教養学部1-2年生が文系理系を問わず、人間・社会との関係性のなかで総合的に科学技術の概念を学ぶことを目的とする。 我々は、AI、半導体、情報工学、有機EL等の先端科学技術に日々接しながら過ごしている。現代では先端科学技術が社会そして人間をも大きく規定しており、それは、エンジニアだけではなく社会全体で共有して考えるべきテーマであり、人類に共通する課題ともなっている。これまでも科学技術にまつわる意思決定にはエンジニアのみならず様々な社会的立場の者が関与してきたが、いまや文系理系に拘らず、現代人に必須の教養としての「リベラルアーツとしての工学」が求められている。 本講義では、工学の主要領域にて先端研究に携わる研究者がオムニバス式に講義を担当する。専門領域の過去、現在、未来を踏まえつつ、人間や社会との関係性を考えるうえで焦点をなす研究や事例に着目し、数式を基本的に使わずに講義を実施する。 教養学部生が社会を構成している先端科学技術の起点及びその発展に接することで、未来を拓くための基盤となる知見を得るとともに、俯瞰的な視点を涵養する機会となることを期待している。
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コース名
教員
学期
時限
51437
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (リベラルアーツとしての工学:工学の歴史・現在・未来を俯瞰するオムニバス講義)
戸矢 理衣奈
A1 A2
火曜3限
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テクノロジー×ビジネス×アートのスタートアップ手法を未来構想と社会実装を通じて身に付ける、東大発イノベーター着火プログラム IGNITE のトレーニング・パートです。 AIが「正解」を量産する時代、本当に問われるのは君が何をやりたいのか。自分の「火」と向き合い、リベラルアーツで本質を探り、飛躍的な未来を妄想する。社会の声に耳を傾け、作って試して磨きながら、現代に実装する。 東大生だけでなく、東京藝術大学、デジタルハリウッド大学、そして全国の大学から選抜された学生たちと切磋琢磨し、第一線で挑戦を続ける起業家・トップランナーと越境しながら、共に価値をカタチにしていく。 人生を賭けて挑みたいテーマを見つけ、本気で挑戦したい学生を、地域・専攻・学年を問わず歓迎します。 IGNITEへの参加には選考がありますので、公式サイトで最新情報をご確認ください。 https://ignite-your-ambition.com/***** トレーニングは以下の2つがあります ・越境スタートアップ・ラボ  毎週水曜20:00-21:*****、全13回  IGNITE選考通過者40人 それ以外の東大生20人 ・越境リベラルアーツ・ラボ  隔週金曜18:00-19:30+交流会21:00まで@本郷、全6,7回  IGNITE選考通過者40人 それ以外の東大生20人 ------------------------------------------------------------ ※このゼミは10月2日(金)6限(18:45~)Zoomで行われる 工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ------------------------------------------------------------
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コース名
教員
学期
時限
51331
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (越境リベラルアーツ・ラボ(駒場))
長藤 圭介
A1 A2
集中
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高等学校などでは外国の歴史は、「世界史」として教えられています。しかし東大をはじめとする多くの大学では、外国史は「西洋史学」や「東洋史学」の形で学ぶ/研究することになっています。もちろん、こうした枠は絶対的なものではなく、西洋と(日本を含めた)東洋との関係も研究のテーマとなり得ます。近年の「グローバル・ヒストリー」の隆盛は、そうした地域横断型の歴史研究の一例です。 その一方、私たちの生きてきた世界において、ヨーロッパは単なる一地域にとどまらぬ個性をもち、他の地域に対して、良きにつけ悪しきにつけ大きな影響を与えてきました。この授業では、そうしたヨーロッパの歴史について考えるための手がかりを皆さんに提供することを目標としています。 
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コース名
教員
学期
時限
31521
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (西洋史学へのいざない)
長井 伸仁
S1 S2
月曜2限
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我々は,太陽を周回する天体の一つである「地球」という惑星に住んでいる.それは,太陽系では地球だけが海や温暖な気候を有するからだろう.そのような生命にとって快適な環境はどのようにもたらされたのか?また,太陽系外には第二の地球と呼ぶにふさわしい惑星は存在するのか?近年では,理論・室内実験に加えて,太陽系探査や系外惑星観測など様々なアプローチで研究がなされている.本講義では,この分野の世界をリードしている科学者が最先端のサイエンスを講義する.
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コース名
教員
学期
時限
51381
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (惑星科学のフロンティア)
瀧川 晶
A1 A2
金曜5限
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本講義は、東京大学海洋アライアンスを構成する教員による,駒場キャンパス,本郷キャンパス,柏キャンパスの実験施設の見学と講義を通して,海洋研究の最先端に触れることが目的である.例えば,海中ロボットの実験施設,船体運動を計測する大水槽,海洋生物などを研究する施設,洋上風車の研究をする施設,海洋の流れのメカニズムを解明する実験装置などを見学することができます. 講義に関する追加情報は、以下に記載されます。 https://www.oa.u-tokyo.ac.jp/***** ――――――――――――――――――――――――――――― ※このゼミは4月6日(月)6限(18:45~)Zoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――
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コース名
教員
学期
時限
31493
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (海研究のフロンティアI)
早稲田 卓爾
S1 S2
集中
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サイバネティクスとは、生物を含む自然系、機械を含む人工物、さらにはこれらを含む社会について、その基本構造を統一的に捉えることを指向した科学技術の概念である。生物が環境中の情報を計測し、処理し、自ら行動として環境に働きかける一連の流れを、信号処理、通信、さらにフィードバック制御に関わる数学で捉える。その上で、この原理を人工物に応用することで、自ら考え、判断・学習し、行動できる知的な機械を実現する方法論へ展開する。数学者ウィーナーによって1947年に創始されたこの学問体系は、生物、機械、社会を含むあらゆる物理的現象に関わる基本構造の抽出と、機能の設計・解析・制御などの方法論として今でも発展し続けており、脳工学、生体工学、バーチャルリアリティ、システム科学、人工知能(AI)などの現代的工学技術の礎のひとつとなっている。 この授業は、最先端の工学技術に関する講義と研究室の見学を通して、サイバネティクスの基本概念を理解してもらうことにある。様々な事象に対して、数学・物理学・情報学を駆使した現象の解析やモデル化を通し、新しい原理や方法論あるいは機構やシステムを創り出し、様々な分野での応用を可能にする工学の考え方や実際の最先端の研究に関し、工学部計数工学科システム情報工学コースの教員がオムニバス形式で紹介する。ブレインマシンインタフェース、バーチャルリアリティ、ロボティクス、音声・画像信号処理、生体医用工学といった最先端かつ広範な話題に触れることができ、しかも、それらが計測・解析・制御というサイバネティクスの共通の原理で語られることに驚きを覚えるであろう。人間の能力をいかにして機械などの人工物が獲得できるかを知る上でも、数学・物理学・情報学の基礎がどのように実践され役立つかを学ぶ上でも、人間とAIを含む機械が共生する将来像を考える上でも、この科目は充実した学識に触れる良い機会を提供できる。また、実際の研究現場を見学することにより、講義内容がどのような環境で着想され、育てられ、発展しているのかを見ることもできる。 具体的には以下に挙げるような、認識、行動、物理、情報、総合の5分野にわたるテーマに関する講義と研究室見学を行う。具体的な講義の内容の詳細と日程およびレポートの提出要領二関しては、掲示および初回の講義で案内する。 ――――――――――――――――――――――――――――― ※このゼミは4月6日(月)6限(18:45~)Zoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。 ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。 ―――――――――――――――――――――――――――――
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コース名
教員
学期
時限
31479
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (サイバネティクス入門ー物理・人・社会を繋げる情報科学の先端ー)
石井 秀明
S1 S2
火曜2限
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講義概要・目的 「がん」を入口に、世界の現実を考える。 AI、戦争、仕事、地域、政策、科学技術、表現。いま社会で起きているさまざまな出来事は、一人ひとりの身体と暮らしのなかでつながっています。がんをめぐる現実からそのつながりを見つめることで、いつものニュースや、自分がこれから学ぶ専門にも、新しい問いが生まれます。 あなたの専門は、世界の困難とどうつながるだろう。 これから育てる知恵が、世界のどこかで新しい力になる。 駒場で専門を学び始めるいま、自分の「気になる」を、少し広い社会へつなげて考えてみませんか。一つの専門だけですべての答えを出すことは難しくても、異なる知や経験に出会うことで、専門は世界に向けて新たにひらかれます。本講義は、そのための視野と言葉を育てる場です。 本講義「アジアでがんを生き延びる」は、がんを入口に、現代社会のさまざまな課題を考える講義です。医学の予備知識は必要ありません。治療法があっても届かないのはなぜか。病気を抱えても働き、暮らし続けられる社会とは何か。技術の進歩は、誰の暮らしを変え、誰に届いていないのか。こうした問いを通して、科学、政治、経済、文化が、一人ひとりの身体と暮らしにどう関わっているかを見つめます。 日本とアジアの具体的な現場を手がかりに、研究者、医療者、政策担当者、企業人、技術開発者、表現者など、異なる領域で活動する人々の経験と思索に触れます。受講生は講師の語りを通じて、自分とは異なる立場や知に出会い、自らの専門や進路を、より広い社会的・公共的な文脈のなかで捉え直します。 講義を貫く手がかりは、「困難」「邂逅」「翻訳」「公共性」です。個人の努力だけでは越えにくい隔たりを見つけること。異なる知や経験との出会いによって、問いを捉え直すこと。専門知や固有の経験を、他者に届く言葉や仕組みに変えること。そして、一人ひとりの違いを大切にしながら、社会でともに考えられる問いへひらくことを目指します。 本講義の目的は、自らの専門の可能性と社会的な意味を見つめ、異なる知と経験を結び直しながら、自分の問いを社会への提言へ育てる力を養うことです。答えを急ぐのではなく、世界と関わるための問いを、自分の言葉で考え始める13回です。 2011年の開講以来、全学横断型の大学院講義として302回を重ねてきた本講義を、2026年度は初めて学部前期課程にもひらきます。文理を問わず、いま持っている関心から参加してください。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51452
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (アジアでがんを生き延びる困難がひらく邂逅――困難は世界を分断するのか、つなぐのか)
河原 ノリエ
A1 A2
集中
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高等学校で学んだ数学、大学の前期課程で学ぶ数学が、どのように現代の数学につながっているか、現代の数学の研究の源泉はどこにあり、どのようなことがわかっていて、何を求めて研究が行われているかということを、最前線で活躍する数学者がいくつかのトピックについて数回ずつ解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31555
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (「現代の数学 ー その源泉とフロンティア ー」)
權業 善範
S1 S2
木曜5限
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高等学校で学んだ数学、大学の前期課程で学ぶ数学が、どのように現代の数学につながっているか、現代の数学の研究の源泉はどこにあり、どのようなことがわかっていて、何を求めて研究が行われているかということを、最前線で活躍する数学者がいくつかのトピックについて数回ずつ解説する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
51380
CAS-TC1100L1
学術フロンティア講義 (「現代の数学 ー その源泉とフロンティア ー」)
權業 善範
A1 A2
木曜5限
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