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最終更新日:2024年4月22日

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文化ダイナミクス実験実習II

ジュディス・バトラー『触発する言葉』・再考
バトラーの主著のひとつ『触発する言葉』でのパフォーマティヴ概念の位置づけを、その言語行為論の援用部分に焦点を当てながら、日本語訳、英語原文"Excitable Speech"、ドイツ語版"Hass Spricht"と比較対照させながら考察する。
バトラー自身はドイツ哲学を出自とし、その難解な用語系もドイツ語の語形的特徴によるものが少なからずみられる(heit,keitなどを前提とした表現等)。その点を確認し、より平易な表現へと「翻訳解釈」し、議論の理解を深めていくことが目的である。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D210-0151S
GAS-IC6A14E9
文化ダイナミクス実験実習II
北田 暁大
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語、英語、ドイツ語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
4月17日より開講。 (1)バトラーのテクストの検討 1-1 日英担当者 1-2 英独担当者 (2)ジェンダー・セクシュアリティに関連する個人発表 (3)バトラーと言語行為論援用をめぐね基本論文講読 以上を適宜折り合わせながら議論を進める。
授業の方法
(1)講読 (2)論文検討 (3)論文要約と論定点提示 のいがれかを、共同討議の形で行う。
成績評価方法
平常点
教科書
竹村和子訳『触発する言葉ーー言語・権力・行為体 』岩波書店 Excitable Speech: A Politics of the Performative ,Routledge Hass spricht, Suhrkamp
参考書
『現代思想』誌(2019)、ジュディス・バトラー特集
履修上の注意
平常点
その他
4月17日開講