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最終更新日:2024年3月15日
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文化クリティシズムI
損なわれた世界で——マリエル・マセのテクストから
Sセメスタではピエール・パシェを読んだ。そのパシェの精神を引き継ぎ、文学を機軸としながら哲学、政治、とりわけ広義の人類学へフィールドを拡張している文学(研究)者マリエル・マセの著作(Marielle Macé, Nos cabanes, Verdier, 2019)を読む。「(人)文学は役に立つのか」という問いが「本当に」意味を失った世界(「本当に」の意味は授業で考えてゆくことになる)、楽観と悲観が隔てられなくなった世界、つまり有限のうちにのみ無限を求めねばならなくなった世界における「スタイル」を垣間見たい。
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