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最終更新日:2024年4月1日

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美術館と情報資源

博物館や美術館、図書館、文書館など研究機関が収蔵する文化資源の大規模データ連携が近年大きく発展してきた。そのなかで、美術館が所蔵する美術作品とそのデータに対し、魅力あるコンテンツとして政府や社会から大きな期待が寄せられている。一方、美術館を取り巻く世界では、美術館の社会的責任を問うなかで、所蔵作品の来歴研究とそのデータ公開を求める声がますます強まっている。昨今の美術に関するアーカイヴ公開が進む背景には作品来歴をめぐるこのような事情もある。
 本講義では、美術作品の情報が作品名や技法・サイズなどの基本項目、高精細画像データにとどまらず、来歴情報などにまで大きく広がる特殊性を知ることにより、美術館における情報資源の整理と公開をめぐる課題がどこにあるのか、本質を見極められるようになることを目指す。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
21195006
GHS-CR6E01L1
美術館と情報資源
川口 雅子
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
人文社会系研究科
授業計画
美術館における情報資料部門の機能・役割、美術品の登録管理(レジストレーション、ドキュメンテーション)、来歴研究、カタログ・レゾネ、美術アーカイブなどの諸問題を取り上げる。取り扱う題材は西洋美術が中心となる。
授業の方法
講義およびディスカッション
成績評価方法
授業への参加状況および学期末レポート
教科書
とくになし。
参考書
授業中に指示する。
履修上の注意
とくになし。