学部後期課程
HOME 学部後期課程 材料量子力学
過去(2021年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

材料量子力学

マテリアルの機能(電気物性、光物性など)を理解するために必要不可欠な量子力学の基礎を学ぶ。量子力学的世界像が日常的感覚とどのように異なるかを理解し、マテリアル中での電子や原子の振舞いをイメージできるようになることをねらいとする。特に、対象とする問題に即してそこでの量子力学的特徴(古典力学との違い)を説明できること、自由電子モデルのシュレディンガー方程式を解くことができ、その結果の意味を説明できることを目標とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
FEN-MA2201L1
FEN-MA2201L1
材料量子力学
渡邉 聡
A1
月曜3限、木曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
開講所属
工学部
授業計画
1.マテリアル工学における量子力学の必要性 2.量子性 3.波動性と粒子性 4.シュレディンガー方程式 5.波動関数の意味 6.物理量の観測と不確定性原理 7.例題(1)自由電子モデル (井戸型ポテンシャル、トンネル効果) 8.例題(2)フォノン 9.水素原子 10.多粒子系の特徴
成績評価方法
主に期末試験。小テストの成績も加味する。
教科書
Atkins' Physical Chemistry、基礎からの量子力学(上村洸・山本貴博、裳華房)、量子力学(小形正男、裳華房)、工学系のための量子力学(上羽弘、森北出版)など
参考書
量子力学演習(小出昭一郎・水野幸夫、裳華房)など
履修上の注意
基礎を固める(分野別基礎)
その他
事後履修:半導体物性学,固体物性学,応用ナノデバイス材料学,材料統計力学
実務経験と授業科目の関連性
民間企業での研究開発の勤務経験を有する教員が,実務経験を活かして量子力学に関する講義を行う