大学院
HOME 大学院 事例研究(現代行政III)
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年3月15日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

事例研究(現代行政III)

川口市の都市計画(2) (初回開講日を再延期します。開講日は後日、メールで伝えます【5月7日】) (新型コロナ対策として、当面、初回開講日を5月13日とします。情勢によって再延期も有り得ます。履修希望者は4月15日までに個別に金井までメールを下さい)
 本演習では、現代日本の自治体行政の実態を理解することを目的とする。
 本年度は、昨年度に引き続き、川口市の都市計画を採り上げる。都市自治体にとって重要な政策領域は社会保障分野であるが、もう一つの重要な政策領域は社会基盤整備分野である。そこで、区画整理・再開発を含めて、都市計画を採り上げる。行政実務的には、実際に、どのようになされているのかにつき、知見を深めることとする。
 ここ11カ年ほど、川口市に関しては総合計画・行政管理・合併・国民健康保険・介護保険・障害福祉・生活保護・子ども行政を題材として採り上げたところである。従来は「事例研究」ではなく、通常の「自治体行政聴査」の演習で行ってきたが、内容的にはその延長線上にある。ついに干支が一回りする本演習では、現代日本の自治体行政の実態を理解することを目的とする。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5140060
GPP-MP6Z40S1
事例研究(現代行政III)
金井 利之
S1 S2 A1 A2
水曜4限、水曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
 第1回 概要説明  第2回~第4回 都市計画の文献購読  第5回~第9回 川口市実務者からのヒアリング  夏休み中 インターンシップ的な参与観察  第10回~第15回 川口市実務者によるケーススタディ  
授業の方法
 演習方式である。  最初に輪読を行う  次いで、前期にはインターンシップに向かう前提として、都市計画に携わっている現職の職員の方その他関係者をゲストスピーカーとしてお招きして、聴き取り(ヒアリング)調査を行う。参加学生は、分担してヒアリング記録を作成して提出するものとする。  夏休み中にはインターンシップを行い、実務を体感してもらう。日誌の提出を求める。  後期には、現職職員の方に実例をアレンジした設問を提起してもらうケーススタディを行う。  
成績評価方法
 平常点およびレポート等による。  具体的には、出席、質疑への参加、服装、挨拶、礼儀、積極性、好奇心、実技、配慮、インターン参加日誌、事後的なヒアリング記録、等を総合的に勘案する。  
教科書
 開講時に指定する。
参考書
 特になし
履修上の注意
 開講は通年である。  夏学期は、総括的なヒアリングを数回行う。  また、夏休み中に、川口市役所内でのインターンシップ的な参与観察も企画している。夏休み期間中に、ある程度まとまった期間(連続または断続で1週間から10日程度)を確保することが、参加の条件である。また、インターンシップ保険へ加入していることを確認してほしい。   冬学期は、インターンシップ報告とケーススタディを行う予定である。  詳細な計画は初回に提示するので、初回から、必ず出席して欲しい。
その他
 市民の生活に直結する極めて微妙なテーマを扱うので、言動や所感・価値判断などには慎重かつ繊細であってほしい。