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最終更新日:2024年4月22日

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社会保障・人口問題の現代的諸相

本講座では、少子高齢化・人口減少という時代の潮流を理解した上で、社会保障制度や日本社会のあるべき姿を考えるために必要な知識や視点を半年の講義で学ぶ。
 まず、日本社会が直面している課題、そして人口問題と社会保障を学ぶ意義と有効性を解説する。前半では、少子高齢化の今後の動向やそれがもたらす社会の変化について、マクロの人口現象と家族の変容の視点を織り交ぜながら、総合的に理解することを目指す。中盤では、家族政策、年金、高齢者ケア、介護、貧困と福祉制度といった社会保障各分野の概念や知識、現代的課題を学ぶ。終盤では、目を世界に向けて、世界の人口動向や日本の周辺諸国における社会保障の動向、外国人労働者政策について紹介する。
 本講座では、厚生労働省国立社会保障・人口問題研究所において社会保障や人口分野の調査研究に携わってきた専門家が、各分野について順番に講義を行う。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5130260
GPP-MP6Z30L1
社会保障・人口問題の現代的諸相
佐藤 格
A1 A2
木曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
第1回イントロダクション+講義    第2回日本と世界の人口動向   第3回将来人口と日本の将来像        第4回家族の変容                 第5回地域人口の将来見通し             第6回少子・高齢化をめぐる政策課題Ⅰ(医療)    第7回少子・高齢化をめぐる政策課題Ⅱ(少子化と家族政策) 第8回少子・高齢化をめぐる政策課題Ⅲ(年金)     第9回少子・高齢化をめぐる政策課題Ⅳ(高齢者の生活と所得保障) 第10回少子・高齢化をめぐる政策課Ⅴ(介護保険) 第11回少子・高齢化をめぐる政策課題Ⅵ(貧困・福祉) 第12回外国人労働者政策            第13回アジアの介護保障
授業の方法
講義(日本語)による。テーマによってディスカッションを含む。
成績評価方法
出席(30%)、レポート(日本語又は英語)の提出(60%)、ディスカッション・発言(10%)による。
教科書
各講義ごとに講義資料を準備する。
参考書
国立社会保障・人口問題研究所(西村周三監修)(2013)『地域包括ケアシステム-「住み慣れた地域で老いる」社会を目指して』慶応義塾大学出版会 京極高宣・高橋重郷(編著)(2008)『日本の人口減少社会を読み解く。ー最新データから見る少子高齢化』中央法規出版 国立社会保障・人口問題研究所(2017)『日本の人口動向とこれからの社会』 国立社会保障・人口問題研究所(2018)『地域で担う生活支援』 国立社会保障・人口問題研究所(2018)『社会保障統計年報平成30年版』 国立社会保障・人口問題研究所(2019)『人口統計資料集2019』 是川夕(編著) 『人口問題と移民 日本の人口・階層構造はどう変わるのか』明石書店
履修上の注意
特になし
その他
資料掲載、連絡事項伝達等にはITC-LMSを活用する予定なので、履修予定者はUTAS履修登録とITC-LMS受講登録の両方を必ず行うこと。