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最終更新日:2024年3月15日

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アジア・ビジネス法

アジアビジネス法と企業法務(Asian Business Law & Corporate Practice)
企業がグローバルに事業展開する上で必須の機能である「国際企業法務」を、アジア(中国・香港及びいくつかのASEAN主要国を取り上げる予定)をテーマとして概観する。事業の法的イシュー・リスクを発見し、最適解を導き出すことにより、その持続的な成功を法的に担保するという、所謂「リーガルリスク・マネジメント」(これはビジネスパーソンのコアスキルである)の素養を身に着けることが目的である。将来、企業の法務部門や事業部門で、アジア関係業務を中心に専門性を活かして活躍したい参加者を想定しているが、アジアに関心を持つ参加者も可能な限り歓迎する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5121452
GPP-MP6L20L1
アジア・ビジネス法
平野 温郎
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
授業では、アジアにおける貿易取引・海外進出・M&A・ジョイントベンチャー等の事例も用いながら、①企業法務部門が担う主要な機能・役割、②法令の調べ方、③各国のリーガルシステムやビジネス関連法制度の概要、④国際契約実務、⑤海外拠点管理、⑥コンプライアンス問題や仲裁などの紛争対応等、国際企業法務部門の仕事に携わる者がDay 1に必要とする基本的知見やプラクティスマネジメントを、アジアビジネスに関わる法制度や法の運用状況を鳥瞰することを通じて学ぶ。適宜実務界からゲストスピーカーを招くこともある。詳細については別途掲載又は説明する。
授業の方法
1.講義形式を基本とする。適宜質疑応答の形式を取ることがある。 2.原則として毎回、授業冒頭に10問(10分)程度の短いチェッククイズを実施する予定。これは、その回の授業において理解して欲しいポイントを網羅したものであり、授業の終わりに答えを確認する(受講者に回答や説明を求めることがあるが、回収はしない)。
成績評価方法
期末筆記試験を行う(持込不可)。 平常点を考慮する。 レポート等は課さない。
教科書
・森下哲郎・平野温郎他共著『ケースで学ぶ国際企業法務のエッセンス』(有斐閣、2017年)を随時参照する必要がある。 ・講義資料には、原則として担当教員作成のスライド(PPT)を用いる。
参考書
佐野寛『国際取引法』第4版(有斐閣、2014年) 平野温郎他編『世界の法律情報 グローバル・リーガル・リサーチ』(文眞堂、2016年)
履修上の注意
授業には遅れず出席すること(冒頭、チェッククイズを行うことに注意)。講義資料の内容を自ら説明できる程度まで、十分理解、咀嚼して欲しい。
その他
TBA, if any.