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最終更新日:2024年3月15日

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世界各地の準大統領制

旧社会主義国、台湾、旧ポルトガル・フランス植民地などの1980年代から90年代にかけての民主化の波に乗った国々の多くが準大統領制を採用したため、準大統領制は政治学においてポピュラーな研究テーマとなった。本演習では、準大統領制が体制移行諸国にとって好都合だと考えられた理由、その長所・短所、持続性などを考察する。
1.議会制、大統領制と比べて、準大統領制にはどのような特徴があるのかを学ぶ。
2.準大統領制採用した国々の政治史の全般的な特徴との関係で、準大統領制の機能を考察する。
3.権威主義体制からそれ以外の体制への移行における準大統領制の役割を考察する。
4.新冷戦といわれる国際状況の中で、準大統領制が国内政治対立を緩和することができるかどうか考察する。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5112243-2
GPP-MP5P10L1
世界各地の準大統領制
松里 公孝
S1 S2
火曜5限
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講義使用言語
日本語、日本語/英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
Robert Elgie, ed., Semi-Presidentialism in the Caucasus and Central Asia (Palgrave, 2016), Robert Elgie and Sophie Moestrup, eds., Semi-Presidentialism in Central and Eastern Europe (Manchester University Press, 2012)などのロバート・エルジーのグループが出している一連の論文集からめぼしい章を選んで読む。
授業の方法
最初に章、論文を分担する。担当者は内容の要約を報告し、全員で討論する。学期の終わりまでにレポートを課す。
成績評価方法
英文読解の正確さ、討論参加の積極性、およびレポートで評価を決める。
教科書
上記の通り。適宜追加。
参考書
特になし.。
履修上の注意
指定文献はできるだけ読んでから参加すること。