大学院
HOME 大学院 政治思想と公共政策
過去(2020年度)の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため,URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日:2024年4月1日

授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。

政治思想と公共政策

政治思想と公共政策
政治思想上の諸問題は、政策を作り、運用する過程に、さまざまな形で深くかかわっている。これは、いわゆる「公務員倫理」(あるいは「政治倫理」?)といったような、決定者の心得にとどまるものではない。現場で直面する、個々の課題について選択を迫られるとき、結論に至る筋道は多くの場合、何がいったい「平等」か、人のいかなる「自由」を守るべきか、政府がなすことの限界をどうさだめるか、そもそも「政治」とはいったい何なのか……といった、原理上の問いについて、当面する状況に適したアイディアを見いだす思考作業と切り離せないのである。 

この授業は、参加者全員の討論による、演習形式で行なう。研究者養成コースである、大学院法学政治学研究科総合法政専攻と合併。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
5112030
GPP-MP5P10L1
政治思想と公共政策
苅部 直
S1 S2
水曜5限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
公共政策学教育部
授業計画
(4月24日修正)「保守主義」というテーマにつき、戦後日本の思想史テクストを中心にして多くの著作を会読し、討論する。初回は5月13日。履修者は各自それまでに、ITC-LMSの法学部科目、0120038S「日本政治思想史演習」に仮登録した上で、『リベラル再生宣言』を通読し、参加審査のためのレポート(下の「履修上の注意」欄に詳細が明記してある)を提出すること。授業計画につき、詳しくは法学部演習のUTASシラバスを参照。 (5月11日追加)履修許可者一覧をITC-LMSの本科目のページに掲載した。ここに載っていない登録者は未受験の扱いとし、単位を認めない。
授業の方法
(4月24日修正)法学部演習のUTASシラバスを参照。
成績評価方法
(4月24日修正)法学部演習のUTASシラバスを参照。
教科書
下記の文献を生協書籍部にて各自購入すること。 マーク・リラ(夏目大訳)『リベラル再生宣言』(早川書房、2018年) 宇野重規『j保守主義とは何か』(中公新書、2016年) 中島岳志編『リーディングス戦後日本の思想水脈7 現代への反逆としての保守』(岩波書店、2017年)
参考書
佐々木毅ほか編『戦後史大事典』増補新版(三省堂、2005年) 神田文人ほか編『増補完全版 昭和・平成 現代史年表』(小学館、2019年)
履修上の注意
(4月24日修正)公共政策大学院の学生は、UTASで履修登録した上で、ITC-LMSの「課題」欄を必ず参照すること。16日に掲示したとおり、そこに記載したレポート(5月10日締切)を提出していない学生は、履修(単位取得)を認めない。レポートは、ITC-LMSの公共政策大学院「政治思想と公共政策」と、法学部「日本政治思想史演習」の両方のページの「課題」欄ににアップすること。 毎週の授業時間での掲示板上の議論については、無断での不参加は厳禁。事情があれば必ず事前に連絡すること。