1, 第1回
a. 小テスト,練習問題とも課されないので,各自で自主的に復習しておくこと.
b. 学習する文法項目はSセメスターの続きである.アオリスト組織について学ぶ.
c. Sセメスターで扱えなかった項目,具体的には「文字論・音韻論(4)」の第2.3節以降も合わせて扱う.
2, 第2回(以降)の小テスト・練習問題
第2回の小テスト,練習問題に関しては第1回に説明し,以後,小テストと練習問題の指示を毎週行っていく.
なお,Sセメスターの第12回の後で現在組織(μι動詞)の練習問題を行うことができなかったので,Aセメスターの第1回の後に練習問題を課し,第2回に答え合わせをする.
3, 第2回以降の授業内容
Sセメスターでは文字論,音韻論(アクセントの一部を除く),名詞・形容詞・副詞・現在組織(ω動詞・μι動詞)を学んだ.より詳しくは,「関連ホームページ」とSセメスターのテキストを参照のこと.Sセメスターで使用したテキストは,ITC-LMS上に当授業のコマが設定され次第載せるので,Aセメスターからの受講者は確認しておくこと.
Aセメスターでは形態論のうち,アオリスト組織から学んでいく.その後完了組織,未来組織等に進み,以上の動詞に関する項目を4回程度扱った後,統語論(syntax)を扱っていく.
4, 練習問題
Sセメスターの練習問題は数単語程度の短いものであったが,Aセメスターではまず数行程度に広げ,統語論に入ったら一段落程度のものを読めるようにし,できるだけ原典そのままで読めるようにする.順調に進めば第13回は練習問題(原典講読)のみの予定.