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最終更新日:2024年4月22日

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法と社会

法理論の探究
 ある論者の表現を借りるならば、法理論とは「法システム全体が、環境に適合しつつその首尾一貫性を保つことができているかということについての、法システム内部における法の『反省理論』である」。本講義は、この意味での法理論を受講生諸君とともに探究することを目的とする。その際、社会学における社会システム理論など隣接分野の知見を用いつつ、法の理論的反省を企てている「教科書」を読みとくことにより、以上の目的を追究してみたい。
 理論的反省の経験は、「思考の型の中で全体を推論すること」である。したがって、法の内的視点からとはいえ、反省理論を探究することは、様々な分野の学生にとっても刺戟的であるように考えられる。
 
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
50721
CAS-GC1C11L1
法と社会
西土 彰一郎
A1 A2
木曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1.イントロダクション-近代法と共有知- 2.教科書・第1章「位置と機能」 3.教科書・第2章「規範」(前半) 4.教科書・第2章「規範」(後半) 5.教科書・第3章「システムⅠ」(前半) 6.教科書・第3章「システムⅠ」(後半) 7.教科書・第4章「システムⅡ」(前半) 8.教科書・第4章「システムⅡ」(後半) 9.教科書・第5章「妥当」 10.教科書・第6章「解釈」(前半) 11.教科書・第6章「解釈」(後半) 12.教科書・第7章「進化」(前半) 13.教科書・第7章「進化」(後半)
授業の方法
参加者数にもよるが、さしあたり講義形式を考えている。ただし、毎回、質問を投げかける。
成績評価方法
定期試験および授業の参加度で評価する。
履修上の注意
毎回質問を投げかけるため、しっかりと予習しておくことが受講の前提となる。