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最終更新日:2026年4月20日
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世界史論
世界史のなかの「人種」―アメリカ合衆国の事例を中心に
本講義は、アメリカ合衆国の事例を中心に、世界史の中で「人種」という概念が生成し、変容していく過程を通観する。ひいては、今日のアメリカに顕著な人種問題を軸とする政治的分極化の意味を問い直すものである。具体的には、近世大西洋を舞台にした奴隷貿易から北米大陸での奴隷制の展開、奴隷制廃止後に広がる人種隔離制度(ジムクロー)や植民地主義の問題、そして、遺伝学や人類学から派生した「科学的人種主義」、さらには、現代の貧困や暴力と結びついた「新しい人種主義」などをトピックとして取り上げる。上記のように、多様な形態で現れるアメリカの人種問題は、各時代の政治や社会、対外関係と密接な関係がある。「人種」の歴史を学ぶことで、今日にいたる世界とアメリカの歴史の大きな流れを理解してほしい。
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