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最終更新日:2024年4月1日

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グローバル経営戦略論

グローバル経営戦略論
" 民間企業、政府、国際機関を問わず、環境変化や競争が激化する中、経営戦略立案ならびに実行の重要性が益々高まっている。
 そのような環境下、企業、公的機関にかかわらず、グローバルに組織を経営し、競争に勝ちぬくための戦略的な問題解決の手法、スキルを習得する。
 具体的には、グローバル経営する上で答えるべき問い・論点を設定し、答えの仮説を考え、その仮説を検証するスキルを習得する。また、組織として問題を解決し、正しい意思決定を行うための問題解決アプローチやディスカッションスキルなども学ぶ。
 加えて、最新のグローバル経営トピックを紹介し、今後、どのようなチャンス・課題があるのか、それらに対しどのような戦略・解決策があるのかを議論しながら、グローバル経営の疑似体験もつむ。
"
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4990200
GII-WS6121L1
グローバル経営戦略論
北沢 真紀夫
A2
水曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
"スキル編4回とトピック編3回の計7回 スキル編  「ワークプランニング+ロジカルシンキング」 実行すべき業務に優先順位をつけ、誰がいつまでに実行するのかを明文化するワークプラン。複雑で理解の難しいものを単純化し、構造化(誰が見ても分かりやすく)することで物事をモレなく効率的に考える手法であるロジカルシンキング。ますます複雑化し、やるべきことが増殖する中で必須になっている二つの基礎スキルを同時に身につけて頂きます。  「プレゼンテーション」 単に資料を説明するだけでなく、相手にアクションを起こしてもらうことは、相手に変化を強いる本質的に非常に難しい事です。本講義は、相手を如何に次の段階へ導き行動させるか、その気にさせるプレゼンテーションとは何か、相手目線にたった資料の作成・説明はどうあるべきか、順を追って演習していきます。  「M&A活用術」 新規事業への進出を高速で進めるために、すでに事業モデル・ケイパビリティを持つ他社を買収して「時間を買う」M&Aの重要性はかつてないほど高まっています。一方でうまくM&Aによって結果を出す事が難しいのも事実。本講義ではリスクを最小限にマネージしつつ、M&Aによる果実を実現していく方法論を学んでいきます。  「プロジェクトマネジメント」 一定の期限内に約束された成果物を生み出すために、プロジェクトを円滑に進める結果を出すプロジェクトマネジメントの手法の重要性が増しています。本講義では、プロジェクトに関するガバナンスを標準化し、資源、方法論、ツールおよび技法の共有を促進することで、安定的に成果を出せる手法を身につけて頂きます。 トピック編  「ヘルスケア・医療における世界の大きなトレンド」 近年注目すべきトレンドとしてValue-Based Health Careがある。各国で医療財政が破綻している中、ヘルスケア・医療における「投資対効果」をいかに最大化するか、という大きな試みである。 講義では、Value-Based Health Careの内容、具体的な試み、各ステークホルダーにとっての今後のチャレンジについて、説明し、議論していきます。  「ICT/通信業界領域の最新潮流と今後」 ICTで何が変わってきているのか、何が今後変わっていくのか? 日本の各プレーヤー(特に通信業界関連)の対応は? ビッグプレーヤー、ベンチャー共に認識しておくべきマクロトレンドや視点から最近のホットトピックやトレンドを簡単に紹介、解説しながら、今後予測される 動き等についての議論を予定  「自動運転:グローバル自動車市場にもたらす変化の意義やハードル」 自動車産業のグローバル成長が続く中、自動車メーカーやサプライヤーは、多様化する地域市場や技術革新の競争にさらされています。その中で、自動車の新たな付加価値領域として自動運転の将来性が注目されています。今回は、事例や解説を交えながら自動運転の変化の可能性について議論します "
授業の方法
"講義と質疑応答 ケーススタディ ロールプレイ"
成績評価方法
レポート、授業出席、ケーススタディ、ロールプレイに関して総合的な評価を行う。
教科書
後日、受講予定者に提示する。
参考書
後日、受講予定者に提示する。
履修上の注意
アクティブラーニングに分類できる授業であり、受講生は受け身ではなく、積極的な関与を望む。