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最終更新日:2024年4月22日
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アジアでがんを生き延びる
アジアでがんを生き延びる
大学の講義の中でのこの講義の位置づけ
学際授業であり、これまで専門的な分野の中でしか捉えられていなかった課題を
様々な領域の学生で学ぶ講義です。学生は自分の専門分野以外の学びを通して、自分の学びを相対化する機会でもあります。
癌領域は専門性が高く、これまで必ずしも他領域との連携がうまくいっていたわけではありません。社会課題に対応したイノベーションの創出が問われる時代の大学の役割として、当該領域の研究の推進力になるような次世代の文理融合人材の開発を目指す講義として位置づけられています。
がんは現代をうつす鏡です。日本においては、生涯のうち二人に一人がかかる病とされ、アジアにおいても大きな社会課題となっています。がんの臨床研究は飛躍的に進み、AI、ビックデータ、IoTの恩恵を受けた次世代がん医療への期待が高まっています。本講義では、アジアに向けて何ができるかに視点を置きつつ、ジェロントロジー、地域社会、死生観、生涯教育、健康経営、SDGs、ESG投資、腸内細菌、癌ゲノム、ビックデータ、AIなど、今日的課題に焦点をあて、それぞれの第一人者の方たちと議論をしたいと思います。がんという病を通して、いまを生きるわたしたちが直面している問題の実像が浮かび上がってくるはずです。
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