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最終更新日:2024年4月1日

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生物統計情報学特論I

多重比較法
統計的仮説検定を繰り返し行う場合(例えば、3群以上での対比較や複数の評価項目に関する比較など)、検定の多重性という問題が生じる。本講義では、臨床試験で用いられる多重性調整法の基礎と発展、ノンパラメトリックな方法に関して、講義・演習を通して理解することを目的とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4962410
GII-BS6301L1
生物統計情報学特論I
野村 尚吾
A1
木曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
1
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
学際情報学府
授業計画
①10月1日 ・臨床研究における検定の多重性 ・検定の多重性の概念(familywise error rate, false discovery rateなど) ②10月8日 ・多群比較における検定の多重性 (Dunnett test, Tukey test, Williams test) ③10月22日(4時限) ・p値に基づく多重性調整 (Bonferroni procedure, Holm procedure, 閉検定手順) ④10月22日(5時限) ・SASによる解析演習 (PROC GLM, PROC MULTTEST) ⑤10月29日 仮説構造を考慮した多重性調整 (Gatekeeping procedure) ⑥11月5日 ・Rによる解析演習 (multxpert package, gMCP package) ⑦11月12日 ノンパラメトリック検定
授業の方法
講義とSAS及び Rによる演習(適宜、資料を配布する) すべての回、オンラインではなく、対面で実施する。
成績評価方法
演習・レポート(50%)、出席(50%)
教科書
資料を配付する
参考書
・永田靖、吉田道弘.統計的多重比較法の基礎.サイエンティスト社. ・Dmitrienko A, et al. Multiple Testing Problems in Pharmaceutical Statistics. Chapman and Hall/CRC. ・Bretz F, et al. Multiple Comparisons Using R. Chapman and Hall/CRC.
履修上の注意
生物統計家として習得しておくべき方法論であり、履修を推奨する。
その他
履修登録をせず、聴講のみを希望する場合は、聴講を希望する科目の担当教員から 事前に許可を得ること。ただし、以下のことに留意すること。 ・ 聴講希望者は、氏名、所属、メールアドレス、 聴講希望科目を ***** まで連絡すること。 ・ 希望者が多数の場合は、人数を制限することがある。 ・ 統計解析ソフトウェア SAS を用いた実習を行う科目を受講する際は、SAS がイン ストールされたノート PC を各自用意すること(PC の貸与はありません)。 ・ 聴講が認められた科目には、特段の理由がない限り、最終講義まで出席すること (欠席が多い場合は、他科目の聴講申請・聴講許可を取り消す場合がある)。