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最終更新日:2024年4月1日

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図書館情報学基本研究 図書館情報学研究方法論

図書館や情報に関係するインターネット上の情報を調査分析するという大枠テーマの中で、参加者が数名のグループで論文を執筆することを前提に、問題設定から論文執筆までのプロセスを批判的に検討し、必要なノウハウを身につけることを目的とする。図書館情報学や関連分野の標準的な雑誌(Libri, Library and Information Science Research, Journal of Documentation, JASIST, IP&M, Scientometrics, Terminology 等)にしかるべき形式・内容の論文を投稿することをもって目標達成の一応の目安とする。ただし、参加者の状況に応じて柔軟に内容を変更する可能性がある。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4914110
GII-CS6313L2
図書館情報学基本研究 図書館情報学研究方法論
影浦 峡
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
第1回:概要紹介と参加者のグループ化 第2回:研究テーマ提案・議論・研究テーマのとりまとめと分担者配分 第3回〜第7回:課題を推進しつつ、主に理論的枠組み、データの収集と分析をめぐる方法論の検討と議論 第8回〜第12回:課題を推進しつつ、主にデータの分析と解釈、論文執筆の検討と議論 第13回〜第15回:課題の取りまとめと研究方法論の総合的なまとめ
授業の方法
授業初回に参加者を3つのグループにわけ、研究テーマを提出する。それぞれに対して、重要性、実現可能性、アプローチ、スケジュールなどを議論しながら、取り上げるテーマを確定し、そのテーマにそって毎週持ち帰りの課題を実行し、実行した課題に基づいて理論的枠組み、方法論、解釈、論文執筆法の各層にわたる議論を行なう。なお、本授業はプロセスそのものが遂行的に研究方法論をなぞるものとなるので、単に内容を理解するだけでなく、授業へのあるかたちでの参加そのものが重要となる。
成績評価方法
授業への参加度と貢献度に基づき評価する。
教科書
特に指定しないが、論文執筆の極めて具体的なところについての初歩的な参考書として、 Michael Meyer. The Little, Brown Guide to Writing Research Papers. Addison Wesley. を授業の進捗段階に応じて紹介する予定である。
参考書
授業時に紹介する。
履修上の注意
特になし
その他
グループ単位で持ち帰り課題を課すので、個人的な研究推敲だけでなく、グループでのディスカッション力も重要となる。また、データ処理や統計の基礎を知らない学生は、学部の授業夏学期の情報・資料分析論演習を履修しておくことが望ましい。ただし、履修学生の関心等に応じて、内容は大幅に変更するかもしれない。