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最終更新日:2024年4月1日

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情報記号論

「新記号論講義:写真論の古典を読む」
私は20世紀のメディア記号論を刷新して新たな記号理論をつくる「新記号論」の研究を行ってきました。
昨年度はアドルノの文化産業論、ベンヤミンの複製技術論についての講義を行いました。
今年度は、ベンヤミンの『写真小史』、バルトの『明るい部屋』、ソンタグの『写真論』、ブルデューの『写真論』という20世紀の代表的な写真論をみんなで読んで、写真を考え直すことから、どのような新たなメディア理解が可能になるのかをみなさんと考えてみたいと思っています。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4912030
GII-CS6103L1
情報記号論
石田 英敬
S1 S2
金曜4限、金曜5限
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講義使用言語
日本語、英語、フランス語、ドイツ語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
学際情報学府
授業計画
ベンヤミンの『写真小史』、バルトの『明るい部屋』、ソンタグの『写真論』、ブルデューの『写真論』を履修者で精読します。
授業の方法
ベンヤミンの『写真小史』、バルトの『明るい部屋』、ソンタグの『写真論』、ブルデューの『写真論』の精読ですから、できれば原典で、難しそうなら、せめて二つの言語で、精読します。履修者数によりますが、担当を決めて、テクスト読解のためのレジュメを作っていきます。
成績評価方法
テクスト読解の担当と、中間レポート、最終レポートによって、成績をつけます。
教科書
1)ベンヤミン『図説 写真小史』(ちくま学芸文庫) 2) バルト『明るい部屋―写真についての覚書』みすず書房 3)ソンタグ『写真論』晶文社 4) ブルデュー『写真論』法政大学出版局 (以上は、原語、あるいは英語訳でもよい)。
参考書
石田英敬・東浩紀『新記号論 脳とメディアの出会うとき』ゲンロン 2019
履修上の注意
授業にはかならず出席してください。 担当発表があります。 レポートは中間と最終の二回提出です。
その他
この授業はSターム金曜日「隔週」開講です。 授業予定日は、4月8日、4月22日、5月6日、5月27日、6月3日、6月17日、7月1日、7月15日 (このうち1回は予備日です) 授業はオンラインと対面のハイブリッド。対面授業を2,3回行う予定です。その日程については授業初回に伝達します。