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最終更新日:2024年4月1日

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DNA情報解析特論

DNA情報解析特論 (DNA Information Analysis)
生物学は事例を枚挙する学問といわれ,博物学に近いものでした.
しかし,ゲノム科学の進展や生体分子測定技術の長足の進歩によって,個人のゲノムシークエンスが可能となりました。その網羅的な解読が可能となり細胞内の複雑な分子間相互作用ネットワークの構造が急速に解明されていく現在では,細胞が混沌としたもの,神秘的なものというイメージから高度に組織化された精緻なシステムであるというイメージへとしだいに変わりつつあります.生物学は大きなパラダイム変換の時期にきています.そして,生物の中にも基本的原理や法則があることを想定することができます.この講義では,細胞の分子ネットワークについて,その恒常性と破綻がどのように疾患に影響するか最新の研究成果を交えて講義します.また,ヒトの高次機能は,ヒトゲノム由来の物質のみから成っているわけではなく,ヒトに共生する細菌叢がさまざまな部分を補いながら全体のネットワークを構築している.このような拡大されたヒト全体についても講義する.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
4810-1124
GIF-CS5024L1
DNA情報解析特論
井元 清哉
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
情報理工学系研究科
授業計画
システム生物学と統計的データ解析 ゲノムデータの基本的なデータ解析:仮説検定、クラスタリング 生命システムネットワークを予測する方法1 生命システムネットワークを予測する方法2 ヒトゲノムシークエンス解析1 ヒトゲノムシークエンス解析2 細胞「差」のネットワーク的理解 生命システムネットワークの多様性解析 免疫反応のシステム解析 生命システムネットワークのシミュレーションモデル がんゲノムと生命システムネットワーク ゲノム情報をがんゲノム医療に活用 腸内細菌叢の解析1 腸内細菌叢の解析2
授業の方法
講義形式
成績評価方法
出席とレポートを総合的に評価する
教科書
特になし。 講義スライドを配布する。
参考書
特になし。
履修上の注意
特になし。