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最終更新日:2024年3月15日

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深宇宙探査学実習

深宇宙探査学実習/Deep Space Exploration Mission Study
宇宙探査のミッションコンセプト提案を作り上げていく実習型講義である。受講者数によっていくつかのグループに分かれ、アイデアを出し合い、それを一つのミッション提案としてまとめていく。各グループで所定のスライドフォームに提案をまとめて、A2タームの終盤にプレゼンテーションを行う。これらを通じて、アイデアを一つの提案にまとめていく過程、オリジナリティや新しさを相手に説明すること、提案の実現性を主張すること、などを学んでいく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
47110-47
深宇宙探査学実習
鈴木 宏二郎
A1 A2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
新領域創成科学研究科
授業計画
1回目の講義でミッション提案のルールや提案資料の作り方について説明を行う。 2回目で、各人のアイデアを紹介してもらい、グループを作成する。 以後、毎回、各グループの提案資料のアップデートについて発表してもらい、教員や受講者とディスカッションを通じて提案のブラッシュアップを進める。 最後の1〜2回で各グループの提案について発表会を行う。 深探査ミッションの提案は以下のルールに従って策定する。 ・JAXAイプシロンロケット1回の打ち上げで実現可能と予想される規模であること ・月およびそれ以遠の太陽系天体を探査の対象とすること ・コンセプト提案が目的であり、計算や機体設計は必要最低限のごく簡単なものに留めること。 ・高い新規性があること。 ・現在、またはその延長線上の技術で実現が可能であること。現在存在しない技術を使う場合は、その開発戦略を示すこと ・科学探査、探査工学実証、その両方、いずれでもよい ・提案書はあらかじめ指定されたスライドフォームの形にまとめること
授業の方法
受講者がグループを作ってミッションコンセプト提案を作成する。 *2021年度は全てオンラインで実施する。  資料はITC-LSM上にて配布する。
成績評価方法
成績は出席とミッション提案書の作成、発表によって評価する。
教科書
必要に応じて資料を配布する。
参考書
参考書については講義の中で適宜紹介する。
履修上の注意
新しいアイデアを出していく意欲と必要な情報を得ていく自主性があれば、宇宙科学や宇宙工学に関する事前知識は必ずしも必要ではない。