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最終更新日:2024年4月22日

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基礎数理特別講義VII

非圧縮Euler方程式、及び乱流の数学解析
本講義の目標は、近年のBreakthroughであるBourgain-Li (2015)のEuler方程式の非適切性、およびそれに関連する乱流の数理的理解である。乱流に関しては、大規模数値計算によるNavier-Stokes乱流の研究:Goto-Saito-Kawahara (2017)に基づいている。
想定している数学知識は、微分積分・線形代数及びベクトル解析である。そういった流体方程式・偏微分方程式・適切性問題といった数学的側面だけではなく、「乱流」(渦粘性やKolmogorovの-5/3乗則)の素養を身につけることも目標としている。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
45901-48
基礎数理特別講義VII
米田 剛
S1 S2
水曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
数理科学研究科
授業計画
・非圧縮Euler方程式の基本事項(Biot-Savart lawやLagrangian flowなど) ・非圧縮Euler方程式の局所非適切性について ・乱流の基礎事項(渦粘性や渦の階層構造など) ・乱流と局所非適切性との関係について
授業の方法
講義による。
成績評価方法
レポートによる。
教科書
講義中に適宜紹介する。
参考書
講義中に適宜紹介する。
履修上の注意
特になし。