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最終更新日:2024年4月1日
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社会と健康II
社会と健康II
ヘルスプロモーション施策、とりわけ社会環境要因にアプローチする方法の理論と実践法を学ぶ。「健康の社会的決定要因」と「健康格差」に特に着目し、そのメカニズムと制御方法、測定法も扱う。講義では受講者による発表や演習を積極的に取り入れる。関連する理論のうち、疾病予防におけるhigh risk strategy & population strategy、population strategyの亜型であるvulnerable population approach, proportionate universalisms, redistributive policy等を扱いつつ、健康格差是正に資するアプローチの実際を学ぶ。また、地域社会での実践に関連して、community empowerment, community organizing, social prescribing、地域包括ケア、地域共生社会 などを扱う。近年注目されるこども食堂や生活困窮世帯の子どもへの学習支援など、市民による社会包摂の取り組みとの関連やその在り方についても批判的に検討(critique)する。
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