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最終更新日:2024年3月15日

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海洋問題演習III

海洋問題演習III(Seminar of Marine Affairs III)
この授業は、学問分野横断的な思考の獲得および政策立案・問題解決能力を涵養することを目指し、海洋に関わるさまざまな政策課題への総合的なアプローチについて、具体的課題に即して学ぶことを目的とする実践的な科目である。

Sセメスターは、海洋に関わる政策的なトピックについて、場の利用、資源の利用、安全な利用といった観点から、沿岸域総合管理、生物多様性、津波・防災、海洋安全保障、海洋ゴミ・プラスチック問題、海洋再生可能エネルギー利用・水産動物感染症対策等各分野の専門家、実務家などを招いて講義を行う。専門分野の違いを越え、問題解決に必要な知見を総合して、政策案を企画する基礎を学ぶことを目指す。

Aセメスターは、様々な研究科に所属する大学院生からなるグループを編成し、専門分野の違いを越えて海洋に関わる政策的なトピックについて共同研究を行い、問題解決に必要な知見を総合して政策案の企画に取り組む。

この授業は、大学院横断型教育プログラムの一つである「海洋学際教育プログラム」の必修科目である。
MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3904139
GAG-AQ6C10T1
海洋問題演習III
良永 知義
S1 S2 A1 A2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
4
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
農学生命科学研究科
授業計画
毎週、月曜日の18:00から19:45分に農学部3号館220-C会議室で実施する。また、Sセメスターは柏キャンパスの大気海洋研究所講義室2(217号室)では遠隔講義システムを使用して実施する。 4月6日18:00から上記の二つの教室でガイダンスを行う。 Sセメスターは「場の利用」、「資源の利用」、「安全な利用」という3つの観点から学内外から第一人者を招へいして講義形式で進める。1回目の講義は大学院横断型教育プログラムである「海洋学際教育プログラム」の理念と本科目の位置づけのガイダンスを行い、そのあとからは、それぞれの観点から4ずつの講義を、現時点では、海洋ゴミ・プラスチック問題、海洋再生可能エネルギー、マリンバイオセキュリティなどに焦点をあてて進める予定である。その際、以下の事項を念頭に置きながら講義が行われる。 沿岸域の環境再生と住民参加、沿岸域の『総合管理』と法制度、環境関連国際会合における海洋生物種関連議論の同行、海洋の生物多様性、水産資源の持続的利用、アジアにおける海洋と安全保障、日本の外航海運の主要課題、海底鉱物資源の利用 Aセメスターは、様々な研究科に属する大学院生からなるグループを編成し、専門分野の違いを越えて海洋に関わる政策的なトピックについての共同研究を行い、問題解決に必要な知見を総合して政策案の企画に取り組む。 「場の利用」「資源の利用」「安全な利用」「食料安全保障」の各分野について、学生チームを編成し、導入編の講義、班別ディスカッション、フィールドワーク、チーム発表会、全体発表会を行う予定である。
授業の方法
Sセメスターは講義形式の議論、Aセメスターはグループによる演習。
成績評価方法
レポートおよび出席
教科書
特になし
参考書
特になし
履修上の注意
4月6日18時00分から農学部3号館220-C会議室および柏キャンパスの大気海洋研究所講義室2(217号室)でガイダンスを行うので、出席すること。