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最終更新日:2024年4月1日

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高齢社会総合研究学特論X

ジェロンテクノロジー(Gerontechnology)とは,高齢者を支援するためのシステムを扱う研究分野である.本科目では,高齢者の生活や社会活動などを支援するための情報・機械システムについて,オムニバス形式で講義を行う.本講義の内容は次の通りである.

・衰えた運動器・感覚器の機能補助を行うための運動支援・認知機能支援システム
・日進月歩での発展が著しい情報機器を用いた支援手法と,それら機器の使用の支援手法
・高齢者就労など社会的課題に対応するための仕組みとシステム
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3799-231
GEN-CO6y19L1
高齢社会総合研究学特論X
鎌田 実
A1 A2
金曜5限、金曜6限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
※最終更新:2019-03-30 開講日:2019-09-27 を予定. 以下は講義予定内容.講義順序,講師は入れ替わることがある. 【ジェロンテクノロジー概説,元気高齢者のための支援方法,高齢者支援技術と社会】 ▼第1回  5限:感覚・コミュニケーションを支援する福祉工学   (伊福部 達 北海道大学・東京大学 名誉教授)  6限:高齢者就労におけるICTの役割   (廣瀬 通孝 情報理工学研究科 教授) ▼第2回  5限:元気高齢者のための新しい社会参画技術   (小林 正朋 日本IBM 東京基礎研究所 高齢社会工学担当)  6限:高齢者の遠隔就労・社会参加とテレプレゼンス技術   (檜山 敦 先端科学技術研究センター 講師) ▼第3回  5限:高齢者支援機器と事業モデル-技術とニーズ、政策、社会をつなぐ-   (後藤 芳一 日本福祉大学 客員教授)  6限:アクティブシニアのICT活用とユニバーサルデザイン   (関根 千佳 同志社大学 教授,株式会社ユーディット 会長兼シニアフェロー) ▼第4回  5限:高齢者の農作業のための軽労化支援スーツ   (田中 孝之 北海道大学 情報科学研究科 准教授)  6限:高齢者の支援機器における国内外の動向   (井上 剛伸 国立障害者リハビリテーションセンター 福祉機器開発部長) 【フレイル/要支援・要介護の高齢者のための支援技術】 ▼第5回  5限:高齢者のための福祉・リハビリテーション工学   (田中 敏明 高齢社会総合研究機構 特任教授)  6限:臨床現場におけるリハビリ工学の実際   (吉田 直樹 リハビリテーション科学総合研究所 主任研究員,    関西リハビリテーション病院リハビリテーション・エンジニア) ▼第6回  5限:認知症高齢者の情報支援   (二瓶 美里 新領域創成科学研究科 講師)  6限:高齢社会のモビリティ構築に向けて   (鎌田 実 新領域創成科学研究科 教授) ▼第7回  5限:福祉機器実用化における課題 〜福祉ロボットなどの実例からわかること   (手嶋 教之 立命館大学 理工学部 ロボティクス学科 教授)  6限:人型セラピーロボット最前線   (西尾 修一 国際電気通信基礎技術研究所 石黒浩特別研究所 主幹研究員) ▼第8回  5限:高齢者の行動計測・見守りモニタリング   (森 武俊 医学系研究科 特任教授)  6限:医療・介護・健康分野で期待されるサービスロボティクス   (淺間 一 工学系研究科 教授)
授業の方法
参考資料: ・伊福部先生 講義分の参考資料(テキスト):「福祉工学の基礎」:http://www.coronasha.co.jp/np/isbn/9784339018851/ ・後藤先生 講義分の講義内容アブスト: http://www.nagoya-trade-expo.jp/welfare/event/index.html#no20 ・関根先生 講義分の参考資料(テキスト):「情報社会のユニバーサルデザイン (放送大学教材)」http://www.amazon.co.jp//dp/4595314973/
成績評価方法
※最終更新:2019-03-30 ▼レポート概要 ・興味をもった講義を2つ選び, 各講義ごとにA4で1〜2枚くらい  で感想・意見を述べよ ・提出締切: 2019/12/31,提出先: 決定次第,通知します.  ※メール件名は「[特論X] 学籍番号_名前」として下さい. ▼フォーマット・ファイル形式 ・カバーレター:「高齢社会総合研究学特論 X(ジェロン テクノロジー)レポート」とタイトル付けを行い, 所属・学籍番号・氏名を付記. ・レポート本体:フォーマットは自由.図表を含めても良い. (推奨:APA style. 自身の分野における論文フォーマット) 参考文献がある場合は,必ず付記すること. また,誰の講義回に対するレポートかを書くこと. ・ファイル形式:pdf を推奨. ・ファイル名:学籍番号_学生氏名_講義会.pdf ・言語:日本語,英語.
履修上の注意
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