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最終更新日:2024年4月22日
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技術倫理演習
人は誰しも社会生活の中で自然に倫理観を身に付ける。複雑な現代社会では、人はそのような普遍倫理以外に、専門職業に固有の専門職倫理も身に付けることが求められる。 弁護士や医師と同様、技術者にもやはり技術者固有の倫理、技術倫理が必要である。高い倫理観を有する技術者でも、追い込まれた状況では過ちを犯してしまう。それを防止するため、具体的事例について対処法を考える訓練を行う。技術倫理について考える方法論に関する簡単な講義の後、自習およびグループ討論により事例分析を行い、技術倫理の考え方を身に付けることを目的とする。また、原子力施設をはじめとする技術システムの事故について技術的要因から人的要因、現場環境要因、組織文化・経営要因さらには規制環境や社会環境要因まで含め分析することを通して、技術倫理問題との関連性を理解する。これらを通して工学倫理をも身に着けることを目標とする。
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