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最終更新日:2024年3月15日

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サステナビリティ設計論

国連の「持続可能な開発目標(SDGs)」や気候変動問題の解決を目指した「パリ協定」といった議論が進む中で、製造業では安価で性能の良いモノを提供するだけではなく、持続可能性(サステナビリティ)に資する新しいものづくりが求められている。本講義では、持続可能性の実現に向けたものづくりを俯瞰的・多面的に理解するための学問である「サステナビリティ設計論」について概観し、これからのものづくりを考えるために必要となる基本的視座および知識を習得することを目的とする。例えば、環境と経済の両立を可能とするような製品・サービスの設計方法、ビジネスモデルの設計方法などについて、事例をもとに理解を深める。本講義では、座学で学んだ手法・ツールの実践的な運用能力を獲得するために、演習ないしはグループワークを組み合わせた形式をとる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
3729-073
GEN-PE5812L1
サステナビリティ設計論
木下 裕介
A1 A2
火曜3限
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講義使用言語
日本語、英語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
工学系研究科
授業計画
本講義では以下の内容を扱う予定であるが、年度によって一部変更することがある。また、外部の講師を招へいすることがある。 ・授業ガイダンス ・ものづくりとサステナビリティ ・ライフサイクル思考 ・サーキュラー・エコノミー(循環経済) ・資源・エネルギー問題 ・エコデザイン、環境配慮設計 ・ライフサイクル設計、ライフサイクル評価 ・ライフサイクルマネジメント ・シナリオ・プランニング ・バックキャスティングと将来ビジョン ・技術ロードマップ法 ・国際資源循環 ・持続可能な消費と生産
授業の方法
初回授業(10/4)はオンライン(Zoom)で実施します。2回目以降の授業は、対面またはオンラインのいずれかで実施します。グループワークを含む回、もしくは、ゲスト講師による授業の回は、対面で実施する予定です。2回目(10/11)は対面実施の予定です。3回目以降の予定は、授業ホームページをご覧ください。 http://www.susdesign.t.u-tokyo.ac.jp/*****
成績評価方法
出席、レポート、グループワークへの貢献などにより総合的に評価する。
教科書
毎回、講義資料を配布する(配布方法は追って知らせる)。購入する必要はないが、本講義に関連する書籍として以下を挙げる。(1) 木村文彦ほか編著, インバース・マニュファクチャリングハンドブック: ポストリサイクルの循環型ものづくり, 丸善, (2004). (2) 池道彦, 原圭史郎編, 想創技術社会: サステイナビリティ実現に向けて, 大阪大学出版会, (2016). (4) 梅田靖編, サーキュラーエコノミー: 循環経済がビジネスを変える, 勁草書房, (2021). (4) 西條辰義編著, フューチャー・デザイン, 勁草書房, (2015).
履修上の注意
実践力をつける
その他
前提となる知識と項目:特になし