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最終更新日:2024年4月22日

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欧州研究特別研究V

ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」の遺稿断片を読む
ヴァルター・ベンヤミンの「技術的複製可能性の時代の芸術作品」が、1935年秋の第一稿成立以降、何度も改稿されたことはよく知られている。現在最終稿とされているのが1936年9月に書かれた第5稿(旧全集では第3稿)だが、そのあともベンヤミンは、この論文をさらに増補・改訂するべく、数多くのメモ書きや抜き書きを遺した。この授業では、新全集第16巻に「Manusktipte und Notizen zur Fortsetzung」という表題のもとに収録された遺稿テクストうち、ドイツ語で書かれた個所を中心に精読することで、ベンヤミンが複製技術論文をどのように改稿しようと構想していたのかを検証したい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M310-5181A
GAS-EU6A34S1
欧州研究特別研究V
竹峰 義和
A1 A2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1.イントロダクション 2.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」1 3.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」2 4.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」3 5.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」4 6.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」5 7.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」6 8.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」7 9.ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」8 10. ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」9 11. ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」10 12. ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」11 13. ベンヤミン「技術的複製可能性の時代の芸術作品」12
授業の方法
担当を決め、それぞれの試訳と問題提起に従い議論する。
成績評価方法
翻訳担当・発表70%、授業への貢献度30%
教科書
Walter Benjamin, Werke und Nachlaß. Kritische Gesamtausgabe, Band 16: Das Kunstwerk im Zeitalter seiner technischen Reproduzierbarkeit, hg. von Burkhardt Lindner unter Mitarbeit von Simon Broll und Jessica Nitsche, Frankfurt am Main: Suhrkamp 2012, S. 256-313. 授業初回にファイルを用意する。
参考書
授業内で指示する。
履修上の注意
ドイツ語を履修済であること。基本的に対面授業で行う予定だが、初回に限ってはZoomで行う(アカウントを取得しておくこと)。ただし、対面授業の場合でも、オンラインでの参加希望者には受講が可能なように措置を講じる。また、受講者数が多い場合、オンライン授業に切り替える可能性もある。