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最終更新日:2024年4月1日

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科学技術リテラシー論I

科学技術リテラシーとリスクコミュニケーション
科学技術にはメリットとともにデメリットがある。現代社会を生きる我々には、科学技術の二面性を理解した上で、より良い選択をしていかなければいけない。自ら学ぶとともに、科学者・技術者の側からの適切な情報提供が不可欠である。科学リテラシー、情報リテラシーの向上のための教育手法などもさまざま検討されている。科学技術コミュニケーションの重要性はすでに知られており、実践者も増えているが、中でも、リスクの伝え方はとても難しい。この授業では、リスクコミュニケーションの実例を紹介しながら、リスク教育やリスク教育の手法について考えていきたい。
扱うテーマは、受講者の希望に合わせて変えていく予定。

前半の演習として、誤解を招くような広告や製品パッケージを見つけてきて、その問題点を話し合うことを予定している。
後半は、受講者の皆さんにリスクコミュニケーションに挑戦してもらう演習を予定している。
大学院生の場合は自分の専門分野など、学部生の場合は、自分が興味を持っている分野から科学技術を一つ選び、その技術の魅力や将来像を、メリットはもちろんデメリットを含めて紹介するという演習です。
(昨年度は、太陽光発電、精神疾患治療薬、自動運転などのテーマを扱った)
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M300-0101S
GAS-IT6B41L1
科学技術リテラシー論I
佐野 和美
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
(1)ガイダンス (2)科学技術と社会の関わり (3)科学リテラシーと社会リテラシー (4)科学を伝える難しさ(演習:世の中の危ういものを見つける) (5)リスクとは (6)リスク認知 (7)リスクコミュニケーション① (8)リスクコミュニケーション②(具体的な事例の紹介) (9)科学技術をどう伝えるか (10)演習①(1コマの授業で1人もしくは2人が話題提供者。受講人数によって回数も流動的) (11)演習② (12)演習③ (13)まとめ
授業の方法
パワーポイントを使っての講義。グループもしくは個人でのリスクコミュニケーションを主体とした演習を予定しています。
成績評価方法
出席とレポート、演習の成果物・発表での評価をもとに、総合的に判断します。
教科書
教科書は使用しません。
参考書
参考書は、授業の中で適宜使用します。 また、必要な資料なども随時配布します。
履修上の注意
受講生のみなさんの興味や関心にあわせて授業テーマを選びますので、積極的な参加を望みます。また、実際に作業をする演習を取り入れます。ぜひ、専門分野に即したテーマや将来の姿をイメージして積極的に意見を述べてください。 ディスカッション等の積極的な発言を希望します。