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最終更新日:2024年3月15日

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紛争と和解・共生I

現代バルカン・中東問題の歴史的考察
現在、バルカンや中東で生じている多くの問題の起源が、主に近代移行期から近代に求められることは周知のとおりである。この授業では、オスマン帝国の支配および近代における列強の進出と、現在バルカン・中東地域が抱える様々な問題との密接な係わりを文献講読を通じて検討する。現代の諸問題を、歴史的視点から考察する姿勢を養うことを目標とする。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M290-0030S
GAS-HS6C01L1
紛争と和解・共生I
黛 秋津
S1 S2
月曜3限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
L.Carl Brown ed.,Imprial Legacy: The Ottoman Imprint on the Balkans and the Middle East, Columbia University Press, 1996, および、Sally N. Cummings & Raymond Hinnebusch eds., Sovereignty after Empire: comparing the Middle East and Central Asia, Edinburgh University Press, 2011. の中から、履修者の関心のある章を取り上げ議論する。しかし参加者の顔ぶれによっては他の関連文献(日本語および英語)を読むこともありうる。
授業の方法
演習方式。毎回担当者を決め、当該の章の内容について報告してもらい、それに基づき議論する。担当者は、重要と思われるタームや人名・地名、そして関連事項などについて事前に入念に調べた上で報告を行うこと。またその他の参加者は有益な議論ができるよう十分予習をした上で参加すること。
成績評価方法
報告内容の充実度と議論への参加の度合、および期末レポートなどにより総合的に評価する
教科書
L.Carl Brown ed.,Imprial Legacy: The Ottoman Imprint on the Balkans and the Middle East, Columbia University Press, 1996. Sally N. Cummings & Raymond Hinnebusch eds., Sovereignty after Empire: comparing the Middle East and Central Asia, Edinburgh University Press, 2011.(予定) その他
参考書
授業中適宜指示する
履修上の注意
ある程度の歴史的知識を前提として議論を進める。誰がどの章を担当するかを決めるので、履修希望者は初回の授業に必ず出席すること。