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最終更新日:2024年4月22日

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情報分子構造論II

分子コンピュータ Molecular computers
生命体という分子機械・分子システムは生体高分子から構成されている。したがって、生命体の動作原理と機能を分子のレベルで理解するためには、生体高分子の構造、相互作用、ダイナミクス、および構造転移の基礎を学習することが必要である。また、それらについての学習は、生体高分子を工学的に利用する際にも役立つ。本講義では、最初に生体高分子の構造、相互作用、ダイナミクス、および構造転移に関する基礎的な事項を学ぶ。その後、核酸分子の相互作用と構造転移について、さらに詳しく学ぶ。最後に、DNA/RNAの分子反応を利用した計算システムである、DNAコンピュータについて講じる。本講義により、生体高分子科学の基礎を学ぶことができる。また、人工的な生体高分子システムであるDNAコンピュータをとおして、異分野の融合により新しい研究が誕生する過程を学ぶことができる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M281-0220S
GAS-LS6B02L1
情報分子構造論II
陶山 明
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
講義の前半(下記の1から6)は学部講義である生体高分子科学aと合併である。 01. 生体高分子の構造と相互作用 02. 生体高分子のコンフォメーション 03. 生体高分子の電解質溶液 04. 生体高分子のダイナミクス 05. 生体高分子の協同現象 06. 核酸分子の構造転移 07. DNAコンピュータの基本原理 08. DNAコンピュータの物理的基礎 09. 超並列計算によるNP完全問題の解法 10. 生体情報解析への応用 11. 合成生物学・分子進化工学への応用 12. DNAナノテクノロジー
授業の方法
プロジェクター及び板書。 適宜、授業中に資料を配布する。
成績評価方法
平常点およびレポートで行う。
教科書
指定しない。
参考書
講義の際に指示する。
履修上の注意
講義の前半は学部講義である生体高分子科学aと合併である。 後半の講義室等については授業中に指示する。