大学院
過去（2020年度）の授業の情報です
学内のオンライン授業の情報漏洩防止のため，URLやアカウント、教室の記載は削除しております。
最終更新日：2024年4月1日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
最終更新日：2024年4月1日
授業計画や教室は変更となる可能性があるため、必ずUTASで最新の情報を確認して下さい。
UTASにアクセスできない方は、担当教員または部局教務へお問い合わせ下さい。
表象文化史I
「翻訳」を考える－－Santiago H. Amigorena『Le Ghetto intérieur』を読む
2019年に刊行されたサンティアーゴ・アミゴレナの小説『Le Ghetto intérieur（内なるゲットー）』をフランス語原書で読む。ワルシャワに親族を残してブエノス・アイレスに亡命したユダヤ人の男が、第二次世界大戦に突入し、遠く離れた故郷で犠牲になっていく家族のことを想いながら沈黙へと至る物語。複数の言語環境や故郷、アイデンティティが一人の人間のなかで交錯する様がいかに「翻訳」されているのかを見ていく。
フランス語の正確な読解力を身につけること、また文学理論や翻訳理論についての基本的な議論を学習することを目標とする。
フランス語の正確な読解力を身につけること、また文学理論や翻訳理論についての基本的な議論を学習することを目標とする。
時間割／共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M210-0250S
GAS-IC6A20L1
表象文化史I
桑田 光平
水曜3限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
可
開講所属
総合文化研究科
授業計画
第１回（第３週）：イントロダクション
第２回：Amigorena p.13~p.29,l.7
第３回：Amigorena p.29,l.8~p.44,l.14
第４回：Amigorena p.44,l.15~p.57
第5回：Amigorena p.58~p.72,l.14
第6回：Amigorena p.72,l.15~p.84
第7回：Amigorena p.85~p.100,l.2
第8回：Amigorena p.100,l.3~p.117
第9回：Amigorena p.119~p.140
第10回：Amigorena p.141~p.158
第11回：Amigorena p.159~p.191
授業の方法
初回のイントロダクションの後、毎回、担当者を決めて一部の訳文と解釈を発表をしてもらう。
成績評価方法
授業参加と学期末のエッセイを併せた総合評価とする。
教科書
Santiago H. Amigorena『Le Ghetto intérieur』, P.O.L., 2019. ISBN : 978-2818047811
教科書は一定数、生協に注文しているので、各自、事前購入してください。ただし、冊数に限りがあるので、早めの連絡・購入をお願いいたします。もし生協で売り切れの場合は、amazon.fr、フランス図書、欧明社などに各自注文をしてください。
また参考書に関しては、授業中に具体的な指示を出します。
参考書
特になし。
履修上の注意
一定レベルのフランス語能力が求められます。
第１〜２週は休講とします。それまでに教科書を入手し、可能であれば、第１〜２週で各自、読み進めておいてください。
第３週からオンラインでの授業です。第３週までに教科書が入手できなくても、こちらで数回分のテキストを準備してあります。
