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最終更新日:2024年4月1日
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言語情報科学特殊研究IV
東日本大震災を読む:小説から物語へ
直接的または間接的に東日本大震災をテーマとした様々な書物を読みます。
その際のポイントは、
・原発・震災という「出来事」と、それを「表現」することとの関係;地震直後の失語状態から、小説や物語が生まれるプロセス
・フィクションとノンフィクションのちがい
・職業小説家による「小説」と、市井の人々による「物語」
・津波の被害とその後の原発事故に対する書き手の反応の違い(同じ東日本大震災を扱っていても、津波と原発では全く違うかもしれない)
綾瀬まる、川上弘美、いとうせいこう、古川日出男、大江健三郎、長嶋有らによるフィクションに加えて、和合亮一による詩、そして奥野修司や石井光太らによる一般には「文学」には含まれていないノンフィクションも読みます。
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