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最終更新日:2024年4月1日

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日韓言語生態論I

韓国朝鮮語の初級文法を再考する
日本における韓国朝鮮語の教科書文法は未だ「標準」と呼べる形が定まっておらず、記述方式の揺れも大きい。
また日本語話者にとって難しい使い分け等に対し、本質をつく説明が確立されていない場合も多い。
また通時的観点からの説明は、学習上有効な場合でもほとんど試みられる事が無い。
この授業ではこうした問題意識を共有しつつ、韓国朝鮮語に対する理解を深めていく。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1401A
GAS-LI6F01L4
日韓言語生態論I
河﨑 啓剛
A1 A2
水曜2限
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講義使用言語
日本語/韓国朝鮮語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
学生と教員の共有する問題意識の中から、テーマを一つ一つ定めて取り組んでいく。 以下はテーマの例であるが、学生からの幅広い問題提起を期待する。 テーマの例 ・ 固有数詞と漢数詞の使い分け(2021S) ・ -에서 と 부터 の使い分け(2021S) ・ -고 と -어서 の使い分け(2021S) ・ -고 있- と -어 있- と -었- の使い分け ・ -겠-, -ㄹ 것 같-, -ㄹ 것이- の使い分け ・ -던 と -었던 の使い分け ・ -더- の用法の記述 ・ -(이)요 の記述 ・ -지(요) の用法の記述 ・ -만, -뿐 の使い分け ・ -이/가 と -은/는 の使い分け
授業の方法
以下の活動を軸として展開する。 一つのテーマについて、(原則的には)まずは教員から簡単な整理と問題提起を行い「叩き台」とする。 受講者は全員、そのテーマについて自分なりの考えや適切な例文をまとめたり「叩き台」を検証したりして、 各自が「教材サンプル」や簡単なレポート等(内容・形式は自由)を作成し、全員で共有して授業で共に議論する。
成績評価方法
平常点(テーマへの理解と取り組み、授業への積極的な参与)
教科書
必要に応じて教員または学生が資料を共有する。
参考書
韓国朝鮮語の教科書・文法書・辞書類
履修上の注意
1.韓国朝鮮語を中級程度まで履修している事が望ましい。 2.初回の授業に必ず参加する事。 3.原則的に授業において履修生と聴講生を区別することはしない。配慮が必要な場合は事前に申し出ること。