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最終更新日:2024年3月15日

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日韓言語生態論I

韓国朝鮮語の歴史的理解(1)
15~16世紀の中世韓国語を学習しつつ、韓国語の歴史に対する基礎的理解と韓国語の歴史的資料にアクセスする方法を身に付ける。そして、現代韓国語の言語現象を、通時的変化や共時的多様性にも気を配りつつ多角的な視点から分析する事を学ぶ。
受講者は、授業の前半に講読・講義形式の中世語学習を通して各自がテーマをみつけ、レポートを作成・発表する。テーマは自由だが、言わば「中世韓国語と現代韓国語(日本語、その他)の対照研究」といったようなアプローチでも良い。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1400S
GAS-LI6F01L1
日韓言語生態論I
河﨑 啓剛
S1 S2
水曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
1・2週目は休講とする。ただし、3週目からのオンライン授業の学習効率を高めるため、準備課題を出す。ITC-LMSに入り、「1・2週目準備課題」プリント等をダウンロードして各自課題に取り組むこと。(初回授業日までには準備されます) 春学期・秋学期共に基本的に以下の形式で授業を進める。但し、受講者は別のテーマを選ぶこととする。 1.授業の前半では、講読・講義形式で中世韓国語を中心として韓国語の歴史について学習する。『釈譜詳節・月印釈譜』『三綱行実図』『翻訳老乞大』等の文献を中心として学ぶ予定である。 2.中世語の学習を通して、受講者各自が研究テーマを設定する。 3.韓国朝鮮語の歴史的資料の有り様やアクセスのしかた、コーパスの扱い方や電算処理等について学ぶ。 4.各自レポートをまとめ、発表、議論する。 5.受講者の発表を題材として追加の講義等をする。 6.授業での議論や追加講義等をもとにさらに研究を進め、最終的に期末レポートとしてまとめる。
授業の方法
前半は講読・講義形式で中世韓国語を学ぶ。 後半は受講者が各自設定したテーマについて研究成果を発表し、議論を深める。
成績評価方法
授業への積極的な参与、授業での発表、期末レポート等によって評価する。
教科書
講読資料等に関しては必要に応じて授業で配布する。
参考書
志部昭平(1990), 『諺解三綱行實圖研究 ―本文篇―』, 汲古書院. 金文京ほか(2002), 『老乞大 ― 朝鮮中世の中国語会話読本』, 平凡社. 세종 한글고전 サイト(http://db.sejongkorea.org/*****), 세종대왕기념사업회.
履修上の注意
現代韓国語を中級程度まで履修している事が望ましい。中世語の知識は問わない。