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最終更新日:2024年4月1日

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言語態分析演習I

ウェルギリウス『農耕詩』を読む
『農耕詩 Georgica』は、『牧歌 Bucolica』に続くウェルギリウス Vergiliusの第2作目と考えられる。Sセメスターで扱うホラーティウス『エポーディー』とほぼ同時代だろうと考えられる。全部で4巻からなり、第1巻は穀物栽培、第2巻は樹木栽培、第3巻は牧畜、第4巻は養蜂について教えることを意図したいわゆるdidactic poetryである。今回は、前半の2巻を精読することが目標。共和政末期の激動の時代に農耕を主題として選んだウェルギリウスの創作理念について、考えるための手がかりを掴みたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31M200-1011A
GAS-LI6D11S1
言語態分析演習I
日向 太郎
A1 A2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
初回に詩人と作品について、概説する。その後は、毎回検討部分(80~90行程度)を予め決めておき、読み進める。
授業の方法
各回、担当者を予め決めておき、担当者は担当部分の訳文を授業前に提出する。授業は、主にこの訳文の検討になるだろう。講読が中心になるが、各人が詩を読みながら関心を抱いたことについて、調査報告することも歓迎する。
成績評価方法
平常点と学期末レポート。
教科書
R.B. Mynors, Virgil Georgics, Oxford 1990. T.E. Page, P. Vergili Maronis, Bucolica et Georgica, London 1898. プリントを配布する。
参考書
初回に指示する。
履修上の注意
辞書は各自で用意すること。