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最終更新日:2024年3月15日
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紛争と和解・共生II
サハラ以南アフリカにおける開発と人権の歴史
冷戦終結後、サハラ以南アフリカ諸国の民主化が進んだ。また、21世紀に入ると多くの国々で経済成長がはじまった。しかし今日でも、アフリカにおける開発や人権をめぐっては議論が絶えない。国際社会からの援助は必要なのか、国際社会による介入はアフリカにポジティヴな影響を与えるのか…。これらの問題を適切に検討するためには歴史的な視点を欠かすことができない。アフリカには、もともと「人権」に類するような概念は存在したのか、「開発」はいかなる状況でアフリカに持ち込まれたのか…。この授業では、Cambridge University PressのNew Approaches to African Historyシリーズで近年出版された『アフリカにおける開発の概念―一つの歴史』と『アフリカにおける人権』を輪読して、今日の開発と人権をめぐる問題を歴史的に文脈化する視点を養う。
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