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最終更新日:2024年4月22日

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言語態分析演習I

ラテン語韻文講読(Horatius, Saturae I)
ホラティウス Horatiusの『諷刺詩 Saturae』第1巻を精読する。ある意味において、諷刺詩は古代ローマ文学の伝統に根ざし、これを特徴づけるジャンルであると思われるが、それは、エンニウス、ルキリウスからまずはホラティウスに受け継がれ、続いてペルシウス、ユウェナリスに至る過程で(あるとすれば)どのような発展や進化を遂げたのか。まずは、この問いに答えるための具体的な手がかりを掴みたい。さらに、なぜホラティウスが『諷刺詩』を手掛けることになったのか。またこの作品は、他の『ホラティウス』作品とどのような関係にあるのか、考えてみたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31D200-1010S
GAS-LI6D11S1
言語態分析演習I
日向 太郎
S1 S2
月曜4限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
開講所属
総合文化研究科
授業計画
初回は、教員によるイントロダクションと次回以降の打ち合わせ。毎回次回の検討範囲と担当者とを決めて、準備する。担当者は、担当範囲に含まれる解釈上の問題について報告する。1学期で第一巻を読み終えることが目標。
授業の方法
講読
成績評価方法
平常点と学期末レポート
教科書
校訂本として、主にTeubner版、D.R. Shackleton Bailey, Horatius Operaを用いる。
参考書
P.M. Brown, Horace Satires I, Warminster, 1993. L. De Vecchi, Orazio Satire, Roma 2013. E. Gowers, Horace Satires I, Cambridge 2012. など。
履修上の注意
ラテン語の初等文法をすでに学んでいることが望ましい。