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最終更新日:2024年4月1日

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情報メディア基礎論

情報と法
*オンライン授業への対応のため、授業計画・授業の方法・成績評価方法について変更しました。(4/1)

デジタル技術や情報通信技術の発展により、情報の発信・享受・流通のあり方が多様化し、日常生活においても著作権法をはじめとする法律の知識が必要となる場面が生じている。本授業では、日々生じる現代的問題を対象に、知的財産法や個人情報保護法・プライバシー、表現の自由といったいわゆる情報法についての基本的な考え方を学び、将来新たな課題に直面した際に、自ら考え対処するための方針を得ることを目指す。
酒井による講義のほかに、コンサルタントや弁護士等の実務に携わるゲストスピーカーによる講義も予定している。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31812
CAS-GC1D51L1
情報メディア基礎論
酒井 麻千子
S1 S2
水曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
第1回(4/8)・第2回(4/15):接続確認・ガイダンス 第3回(4/22):情報法とは何か 第4回(4/29):著作権法(1)情報の「独占」と「利用」のバランス 第5回(5/13):著作権法(2)メディアによる流通の違いとコントロール 第6回(5/20):著作権法(3)技術発展とバランス・コントロールの変化 第7回(5/27):プライバシー・個人情報保護法(1)情報の「秘匿」と「利活用」の関係 第8回(6/3):ゲストスピーカーによる講義(1) 第9回(6/10):表現の自由(1)情報の「発信」と「享受」 第10回(6/17):表現の自由(2)メディアごとの規制のあり方 第11回(6/24):ゲストスピーカーによる講義(2) 第12回(7/1):ゲストスピーカーによる講義(3) 第13回(7/8):まとめ
授業の方法
zoomを用いたオンライン授業とする。オンラインURLは4/6を目処にUTASに掲載する。 4/8・4/15は、接続確認および本授業でどのように講義を進めていくかを説明する(授業内容には立ち入らないので、どちらかで接続を試行してもらえればよい) 3回目以降は、状況を勘案しつつ授業を進めていく。主として前半に講義形式で授業を行い、後半を質疑応答の時間とする。 授業レジュメはITC-LMSに掲載する。 接続不良等で講義が進められなくなった場合の避難先については検討中だが、ITC-LMSやその他連絡のとれるツールを用いて柔軟に対応する予定。
成績評価方法
期末レポートでの評価とする。 授業の中で疑問に思った点などを解消する時間を設けるため、発言あるいはチャットを用いて積極的にコメントを出すことを推奨する。
履修上の注意
情報法は、情報社会における情報の発信や流通、享受のあり方を考えるものであり、日常生活の至るところで直面する問題を抱えている。また、講義内容は法学中心であるが、芸術一般、情報メディア、社会学、経済学といった研究分野と関連する。法律に関する事前知識は特に必要ないが、日常生活の中で、本講義で扱う分野の話題に幅広く関心を持ち、疑問や問題点等を意識しつつ授業に臨むことを推奨する。