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最終更新日:2024年4月22日

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全学自由研究ゼミナール (モジュラー曲線と数論幾何学)

モジュラー曲線と数論幾何学
モジュラー曲線とは,複素上半空間(虚部が正である複素数全体)を「折り畳んで」得られる図形のことである.一見全く明らかではないことであるが,モジュラー曲線の背後には多くの代数的・整数論的な現象が隠れている.この講義では,具体的なモジュラー曲線を通して,ヴェイユ予想,フェルマー予想,佐藤・テイト予想,ラングランズ予想,バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想といった,整数論における大定理・大予想がどのようなものであるかについて解説し,数論幾何学と呼ばれる分野への入門を試みる.
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31516
CAS-TC1200S1
全学自由研究ゼミナール (モジュラー曲線と数論幾何学)
三枝 洋一
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
以下の内容を予定しているが,進み方によって変更の可能性もある. (1) モジュラー曲線の定義 (2) 楕円曲線との関係 (3) モジュラー曲線の方程式 (4) 有限体上の理論(ヴェイユ予想等) (5) 保型形式との関係(志村・谷山予想,フェルマー予想,ラングランズ予想,佐藤・テイト予想等) (6) 楕円曲線の有理点との関係(バーチ・スウィンナートン=ダイアー予想等)
授業の方法
講義による.
成績評価方法
レポートによる.
履修上の注意
※数理科学研究科棟 122号室 予備知識は特に仮定しないが,数学における議論の進め方についてある程度慣れていることが望ましい.