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最終更新日:2024年3月15日

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全学体験ゼミナール (ロボット競技を体験しようA)

ロボット競技を体験しようA
ロボット競技とは,決められたルールに従ってオリジナルのロボットを製作して競わせるものである.ルールを徹底的に分析し,討論して最適戦略と最適マシン仕様を策定し,機械工学,電子工学,情報工学,人工知能を学び,身につけ,協力して最強のマシンを設計・製作・改良・検証する.勝つためには,訴求力あるプレゼン資料の作成や,力を発揮する組織運営,あらゆる事象を想定した危機管理など,文系的能力も不可欠である.
本ゼミでは,これらの総合的取り組みの様々な段階を実体験することで,一つの具体的目標に向けて,全員が徹底的に頭脳を振り絞り,創造力を発揮することで,総合的に人間力を高めることを狙う.

専門的な知識は前提としない.文理問わず興味を持った人に来てもらいたい.
本ゼミは1年SセメスターのAから2年AセメスターのDまでで構成される.Aに参加した学生には,基礎からの講義および実習を行い,基礎的な知識・技能の習得をまず達成する.その後,次学期以後の当ゼミに参加して発展的内容に取り組むことで学習効果が十分に得られるが,どうするかは本人の自由である.

発展的な内容を体験したい学生や,本格的なロボットの企画設計,製作等の活動を通した「ものづくり」を体験したい場合は,「NHK学生ロボコン」に参加するチーム「東京大学RoboTech」の活動への参加も歓迎する.

講義はオンライン実施予定である.対面講義の実施が可能な状況の場合,機械加工に関する安全講習および実習は集中講義形式をとり,本郷で行う(土曜,日曜,長期休暇中に行う場合がある).

※関連HP:https://tuk.t.u-tokyo.ac.jp/*****

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※このゼミは4月7日(木)6限(18:45~)Zoomで行われる工学部合同説明会への参加を予定しています。ZoomのURLは後日UTAS掲示板のお知らせにて周知いたします。
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MIMA Search
時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
31482
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (ロボット競技を体験しようA)
國吉 康夫
S1 S2
金曜6限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
31876
CAS-TC1300Z1
全学体験ゼミナール (ロボット競技を体験しようA)
國吉 康夫
S1 S2
金曜6限
マイリストに追加
マイリストから削除
講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
「ロボット競技を体験しよう」を受講する学生に対しては,以下の3項目を必修とする.特に3.の「安全講習」と「機械加工実習」に参加しないと,工作機械の使用が許可されず,以後のロボット製作の活動に参加することができない.ただし、状況によって、対面での実習は延期とする. 1.ロボットに関する基礎的な講義  ロボットの基本概念やシステム構成と機能について学ぶ.  また,最先端のロボット技術の紹介を行う. 2.ロボコンを題材にした戦略分析・討論・プレゼンテーション  ロボコンのルールに対して戦略,どういう機構を持ったマシンを作れば勝てるのかを徹底的に論理的に分析・検討するブレインストーミングおよびディスカッションを行う.また,コンセプトをアピールする魅力的なプレゼンテーション資料を作成する. さらに,勝つために必要なプロジェクト管理,組織運営,危機管理等についても議論し計画立案の実習を行う. 3.ロボット製作に必要な技術,知識の習得  ものづくりにとって最も大切な安全に関して座学(安全講習)で解説した後,ロボットを作る際に必要となる機械加工の基礎を実際に加工機械を用いて体験する(機械加工実習).  また,ロボットの動作原理や電子回路およびソフトウェアを解説する.  各自の習熟度に応じた実習も行う. なお,以上の他に,特に希望する者に対しては,新人向けロボットコンテストへの参加,NHKロボコンに出場するマシンの製作など,より発展的な内容を用意する.
授業の方法
基礎的な講義や安全講習会・機械加工実習は担当教員・分担教員が直接指導する. その後の詳細内容の講習,実習については,担当教員の指導監督の下,おもに「東京大学RoboTech」に所属する熟練学生等がTAとして指導する. 本格的なロボコンに参加したいと思う学生には,「東京大学RoboTech」に加わり,毎年開催される「NHK大学ロボコン」への参加のチャンスが与えられる.「東京大学RoboTech」における実習は,担当教員の指導監督の下,チームメンバーである上級生が直接指導することになる. 実習は週末や休み期間中に行う場合があるが,日程は各自の都合を尊重しつつ相談して決める.
成績評価方法
講義および実習への参加度合いにより,合格・不合格を判定する. 各学生の得意分野を積極的に評価する.たとえば,文系の学生で機械加工等が得意でなくとも,論理的分析やプレゼン資料作成で評価するなど,多様性を重んじる.
履修上の注意
オンラインでガイダンスとしてゼミの全体説明、「東京大学RoboTech」の紹介を行う。 各種連絡をITC-LMSから受け取れるように、履修希望者は事前に履修登録またはお気に入り登録をすること。