学部前期課程
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最終更新日:2024年4月1日

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熱力学

熱力学
熱力学は,膨大な数の原子・分子等のミクロ(微視的)な粒子の集団から成るマクロ(巨視的)な物質の状態を、温度、圧力,体積などのマクロな物理量を用いて記述し,いくつかの基本原理をもとに,マクロな観点から物質の状態がいかに変化するかを考察する学問体系である。熱力学は,力学,電磁気学とともに古典物理学の基礎を構成している。ここで学ぶ内部エネルギー,エントロピーなどの概念は理科生にとって必須の基礎概念である。
 熱力学の基本的な部分はすでに高校で学んでいる。この点を考慮し、大学での熱力学の柱となるエントロピーと自由エネルギーの考え方とその応用に重点を置く。数少ない基本原理が、物理学だけでなく化学、生物学、環境科学、天文学など極めて幅広い自然科学諸分野に適用できることを知るのが目標となる。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30880
CAS-FC1885L1
熱力学
岸根 順一郎
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
31357
CAS-FC1885L1
熱力学
岸根 順一郎
S1 S2
木曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
1. 熱力学第1法則 2. 準静的過程 3. カルノーサイクル 4. 熱力学第2法則 5. エントロピー 6. クラウジウスの不等式 7. エンジンとエアコン 8. 熱力学の解析化 9.ギブズの自由エネルギー 10.熱力学ポテンシャル 11.ジュール・トムソン効果、相平衡 12.物質・生命・宇宙(1):化学反応から生命現象まで 13.物質・生命・宇宙(2):環境問題からブラックホールまで
授業の方法
オンライン講義
成績評価方法
レポート(30%)および定期試験(70%)
履修上の注意
【注意】基礎科目「熱力学」を他クラス聴講する場合、または文科生が要求科目として履修(履修許可科目)する場合は、以下の教員の授業を選択し履修すること。なお、同じクラスに登録希望者が集中する場合には、人数を制限することがある。 月曜2限 池田、清水 水曜2限 菊川、清水 水曜3限 森松  木曜2限 風間    金曜1限 上田、尾関 金曜3限 藤山    の各教員(敬称略)