学部前期課程
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最終更新日:2024年4月22日

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近現代史Ⅰ

「歴史における『転換点』―「出来事」と「構造」で学ぶドイツ近現代史」
近現代ドイツの歴史においては、しばしば政治体制や社会構造の大規模な転換を伴う出来事が起こった。歴史を学ぶ際には、そうした「出来事(事件)」の経過についての正しい知識が不可欠であることは言うまでもない。しかし同時にその「出来事」の背景や後の時代に与えた影響関係を知ることも大切である。本授業では、ナポレオン期以降のドイツ史における「転換点」を取り上げ、その経緯を確認するとともに、その出来事によって何が、どのように変わったのかを考える。そうした作業を通じてドイツ近現代史の基本事項を学び、あわせて「変化の学」であり「構造の学」でもある歴史学の方法論についても考究することとしたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30332
CAS-GC1F22L1
図形科学B
加藤 道夫
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
30333
CAS-GC1E1hL1
基礎化学
村田 滋
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
30334
近現代史Ⅰ
磯部 裕幸
S1 S2
火曜2限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
①導入(1):「出来事」vs「構造」:歴史学の方法論をめぐって ②導入(2):ドイツ史における政治体制の変化と社会構造 ③「1807年」:ナポレオン戦争とプロイセン改革 ④「1848年」:ウィーン体制の崩壊とフランクフルト国民議会 ⑤「1871年」:ビスマルクとドイツ帝国の成立 ⑥「1918/19年」:第一次世界大戦と帝政の崩壊 ⑦「1929年」:世界恐慌とワイマール共和国の終焉 ⑧「1933年」:ナチ体制の成立 ⑨「1939年」:電撃戦とフランス第三共和政の崩壊 ⑩「1941年」:独ソ戦とホロコースト ⑪「1945年」:終戦と分割占領 ⑫「1949年」:東西ドイツの分断 ⑬「1969年」:ブラント「東方外交」の展開 ⑭「1989年」:ベルリンの壁の崩壊と(再)統一 ⑮まとめと総括
授業の方法
授業は講義形式で行なう。出席は取らない。教科書は用いない。授業中適宜プリントを配布する。参照すべき文献も授業中適宜指示する。
成績評価方法
定期(期末)試験を実施する。
履修上の注意
履修する上で必要となる予備知識等はない。真面目に授業に出席し、真摯な態度で学修に励むこと。