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最終更新日:2024年3月15日

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情報メディア基礎論

本講義では,情報を“ストック”/“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」を作成しながら,情報とメディア・社会の関わりについて考えます。 できごとは,多様な人々の視点を内包しています。多面的な資料を“ストック”した「デジタルアーカイブ」は,できごとの実相を伝えていくための基盤となります。そして「データビジュアライゼーション」によって,アーカイブ化された資料の内容が視覚化され,コミュニケーションが創発して“フロー”が生まれます。 本講義ではまず,各人(各チーム)が定めたテーマに沿ってデータを収集し“ストック”します。次いで,2D/3D地図に情報をマッピングし,データビジュアライゼーション/デジタルアーカイブを作成します。そして“フロー”化の実践として,成果物をウェブ公開します。 授業では,GISソフトウェア「ArcGIS」,3D地図作成サービス「Re:Earth」を使用します。また,随時,データビジュアライゼーションとデジタルアーカイブの最新動向についてレクチャー(ゲスト講師含む)を行ないます。
1) 情報を“ストック”し,“フロー”化するメディアとしての「データビジュアライゼーション」と「デジタルアーカイブ」のありようを学ぶ
2) ArcGIS, Re:Earthなどの使い方を学び,今後の学習・研究において活用していく素養とする
3) レクチャー(ゲスト講師含む)を通して,デジタルアーカイブ・情報メディアについての最新の知見を身に付ける。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30262
CAS-GC1D51L1
情報メディア基礎論
渡邉 英徳
S1 S2
月曜5限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
YES
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
S1セメスター:「ArcGIS Online」を用いた2D可視化を進めます。GIS(地理情報システム)の概念,オープンデータの利活用などについて学びます。 S2セメスター:「Re:Earth」を用いた3D可視化を進めます。デジタルアーカイブの概念,利活用などについて学びます。 随時,デジタルアーカイブ・情報メディアの最新動向についてのレクチャー(ゲスト講師含む)を行ないます。
授業の方法
受講者の人数と専攻の割合をもとに,個人/チームのどちらで作業を進めるのかを決定します。作業にPCを使いますのでかならず持参してください。なお,S1-S2を通して,ウェブサービスを用いて制作を進めますので,プログラミングのスキルは必須ではありません。
成績評価方法
出席:50% 成果物:50% で評価します。チーム作業とした場合は,各人の貢献についても評価します。
履修上の注意
ArcGIS(サイトライセンス)の利用に必要なため,UTokyo Accountを確認しておいてください。
実務経験と授業科目の関連性
講師は,各地の自治体・企業と連携したデータビジュアライゼーション/デジタルアーカイブ作成の実践を行なってきています。そこで得られた経験・ノウハウなどについてお話します。