学部前期課程
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最終更新日:2024年4月1日

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現代倫理

赦しと和解の現代倫理
国家、民族など集団間の抗争によって生じた傷をいかに克服し、和解にもたらすか。20世紀末以来のグローバル化によって世界に広がったこの問題は、罪と罰、責任、復讐と赦し等をめぐって、現代倫理の一大テーマでもある。ホロコースト(ショアー)の傷をめぐる戦後世界の歴史を背景に、ハンナ・アーレント、カール・ヤスパース、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ、ジャック・デリダらの哲学的思考を辿り、この問題についての導入としたい。
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時間割/共通科目コード
コース名
教員
学期
時限
30030
CAS-GC1D63L1
現代倫理
高橋 哲哉
S1 S2
月曜1限
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講義使用言語
日本語
単位
2
実務経験のある教員による授業科目
NO
他学部履修
不可
開講所属
教養学部(前期課程)
授業計画
必ず取り上げられる文献は、ハンナ・アーレント『人間の条件』、カール・ヤスパース『罪について』、ウラジーミル・ジャンケレヴィッチ『われわれは赦しを乞う言葉を聞いたか』、ジャック・デリダ『世紀と赦し』。ホロコースト(ショアー)後の政治の展開を背景として、これらのテクストの核心を読み解いていく。
授業の方法
第一回、第二回はオンライン授業、第三回目以降は対面授業を予定。 取り上げる思想家等のテクストの抜粋をあらかじめITC-LMS により配布し、それを論じる形で講義を進める。積極的な質問を歓迎し、最終回は全面、質疑と討議に充てたい。
成績評価方法
学期末試験を予定するが、新型コロナウィルスの感染状況により、レポートに変更することがある。
履修上の注意
特になし。