第1回 オリエンテーションを兼ねて、労働紛争や労働判例の特色等について説明する。
第2回 典型的な紛争例(裁判例)をとりあげ、労働裁判の手続の流れや労働判例の読み方及び紛争解決手続の選択方法などについて、質問形式をおりまぜて説明する。
第3回~第12回 担当者があらかじめ指定された裁判例について、事案、争点、判断と問題点等について報告し、その後全員で討議して、当該紛争の判断基準や結論の妥当性などについて労使双方の立場に立って、多角的に検討する。
第13回 模擬労働審判を行う。ゼミ参加者を労働審判委員会、使用者側、労働者側にチーム分けし、申立書、答弁書の作成、労働審判での審理を実際の労働審判と同様の手続きで行い、教員が講評する。